BEANSプロジェクト成果(特許)のワンストップ・ライセンスのガイドラインを策定!
産官学連携研究コンソーシアムである技術研究組合BEANS研究所の知的財産権委員会は、BEANSプロジェクトの研究成果である特許権(出願中のものを含む)の実施を希望する事業者(サブライセンシー)にライセンスする仕組みを構築し、実施料の設定方法などライセンスの基本的な考え方を示したガイドラインを策定しました。
ライセンスの仕組みは「図」に示すように、BEANSプロジェクトに参加した個々の企業・大学・研究機関から、ライセンスを許諾する権利(再実施許諾権)の授与をBEANS研究所が受けることにより、プロジェクト成果である特許権をBEANS研究所に集積し、さらに、サブライセンシーの利用目的に応じた複数の特許権を選択するパッケージ・ライセンスの方式を採用することによって、ワンストップ・ライセンスができるようにしました。この仕組みにより、サブライセンシーは、個々の特許権者と複数のライセンス契約をしなくてはならない手間を省くことができます。
BEANS研究所では、BEANSプロジェクトが終了する来年3月までに「成果管理・ライセンス機関」を組織し、このライセンス業務を承継する予定です。
図1.BEANSプロジェクト成果(特許権)利用の仕組み
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