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2011年9月

2011年9月15日 (木)

BEANSプロジェクト、最近のメディア報道から 「耳が光って血糖値をお知らせ~4カ月以上長期埋め込み計測に成功~」

 8月はLife BEANSセンター長の竹内昌治准教授らの成果に関した報道が展開されました。


 2年前の2009年6月に発表した「光る耳!?~体内で光る血糖値センサーの開発~」の続報にあたります。当時はTransducers2009@Denverで発表しましたが、今回は米国科学アカデミー紀要(PNAS)電子版Proc.Natl.Acad.Sci.USAに2011年8月2日に掲載されたのに合わせて報道機関に発表しました。

 糖尿病は脳梗塞などを併発することがあります。合併症を防ぐには血糖値の厳正な管理が不可欠です。糖尿病患者の一部は、1日に数回、指などに針を刺し血糖値を計測しています。

 しかし、血糖値は食事や運動により刻々と変動するため、1日数回の計測では経時的変化を十分とらえることはできません。連続計測のために半埋め込み型センサが市販されていますが、感染症などの理由から数日おきに取り替えが必要で、長期間の計測は困難でした。

 東京大学生産技術研究所の竹内昌治准教授と許允禎研究員らは技術研究組合BEANS研究所と共同で、血糖値に応じて光の強度が変化するハイドロゲルを開発し、ファイバー状に加工してマウスの耳に埋め込み、血糖値を4ヶ月以上にわたり連続計測することに成功しました。


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 研究グループは以前に、このハイドロゲルを用いたビーズ状の埋め込みに成功していましたが、体内でビーズが移動してしまうことや、回収が難しいという問題がありました。そこで今回は、ハイドロゲルを微小径ファイバーにすることによって、センサを埋め込み位置に長期間安定させること、体内から容易に外部に引き抜くことにも成功しました。さらにハイドロゲル内に生体適合性ポリマーを混ぜることで、埋め込み時の皮膚周囲の炎症が低減しました。

 この微小径ファイバー型センサにより、埋め込み時の患者の負担が大幅に軽減するだけでなく、睡眠中なども自動的に血糖値を計測するシステムの実現が期待できます。

 メディア媒体については、新聞では一般全国紙(産経、毎日)や日経関係(日本経済新聞、日経産業新聞)、ネットでは【日経TECH-ON】や【NHK /NEWS WEBサイト】、【東京大学ホームページ】、など。TVでは【NHK-おはよう日本】、【米国CNNニュース】、【ワールドビジネスサテライト】がとりあげていました。



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