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2010年12月17日 (金)

BEANSプロジェクト、最近のメディア報道から

 
 夏以来、新聞や雑誌などのメディア等で取り上げられたことを中心に紹介します。国内でも海外でも主としてバイオテクノロジーがらみの成果が注目されています。特にLife BEANSセンター長の竹内昌治准教授らの「匂いかぎ分けロボット」と「体内埋め込み型血糖値センサー」の話題がさまざまなメディアを駆け巡った秋でした。これまで本部で把握できたものを以下に紹介します。
 
【研究成果関係】
細胞による匂いかぎ分けセンサー、ロボットへの応用に成功
 東京大学 竹内昌治准教授(Life BEANSセンター長)、三澤宣雄特任助教らのグループの成果です。権威ある米国PNAS(Proceedings of National Academy of Science of the United States)に掲載され、国内でも大々的にとりあげられました。

     
     
  
 1) TV NHK「おはよう日本」2010/9/24 
 2) TV NHK「18時NHKニュース:匂いに反応するロボット開発」2010/9/24
 3) TV東京  ワールドビジネス・サテライト 「商機を感知せよ、センサー大国ニッポン、生きた細胞をセンサーに」2010/9/10
 4) 日本経済新聞「匂いかぎわけるロボット」2010/8/24朝刊38面
 5) 日経産業新聞「匂いかぎ分けセンサー」2010/8/24朝刊9面
 6) 日刊工業新聞「細胞で匂い検出」2010/8/24朝刊22面
 7) 東京新聞「特定フェロモン嗅ぎわけるロボット」2010/8/24朝刊3面
 8) 読売新聞「生きた細胞で嗅覚再現」2010/8/24夕刊2面
 9) 毎日新聞「虫の仕組みで匂いをキャッチ」2010/8/24夕刊9面
 10) 朝日新聞「匂いを区別するロボット製作」2010/9/3,19面
 11) 化学工業日報「フェロモン検知ロボット開発」2010/8/24,9面
 12) ネット記事:医療設計&製造技術Canon Communications 「匂い検出可能ロボット開発」
 13) 海外メディア:Tech News Daily 14) 海外メディア:Reuters 15)海外メディア:New Scientist Tech.
 16) 海外メディア:ブラジルFolha De S.Paulo 2010/8/24
 17) 海外専門誌:Nature Materials 2010/8/23 Highlight
 18) 海外専門誌:Nature Materials/Vol.9/October2010 p.786
 「Oocytes as Sensors」Proc.Natl.Acad.Sci.USA 107,15340-15344(2010)
 19) 海外専門誌:Ordorant SensorがPopular Science Best of What’s New 2010 Security部門に選ばれた2010/11/22 
 20) ラジオ出演:NHK国際放送局 2010/9/20 14:10-14:30
 21) 一般雑誌:DIME No.21 (小学館) 「嗅覚ロボット、生体の機能を使ったセンサーで特定の匂い(フェロモン)に反応して動作」2010/October

体内埋め込み型連続血糖値センサの開発
 東京大学 竹内昌治准教授(Life BEANSセンター長) ほかの成果です。2010/1月に発表後、7月のマイクロマシンMEMS展での展示が海外メディアの目にとまり、再度注目を集めました。
 
   
  
 0) YouTube動画ニュース 「Implantable blood sugar sensor:」  DigInfo 2010/7/29
 1) 日本経済新聞「血糖値を24時間監視、東大など、光るセンサー、急な変動、素早く把握」2010/10/5朝刊42面
 2) 日経産業新聞「血糖値高いと発光、体内埋め込み型センサー、24時間監視容易に、東大など」2010/10/5,11面
 3) 海外専門誌:Royal Society of Chemistry 2010 NEWS 「Glowing Glucose Tracker goes skin deep」2010/October
 4) 海外メディア:米国ABCニュース 「血糖値ビーズ」 2010/October
 5) ネット記事:医療設計&製造技術Canon Communications「体内埋め込み型連続血糖値センサ開発」


Life BEANSセンターの研究成果
 「胆管作製技術を開発」として東大と三菱化学メディエンスが発表しました。日経産業新聞2010/12/6,11面


熱電変換材料、わずかな温度差で発電。九工大など衣服家電に応用へ
 九州工業大学 宮崎康次准教授(Life BEANS九州)日経産業新聞2010/8/27


【知財活動】
 日刊工業新聞(2010/9/17)に「異分野連携の知財支援」として知財においても先進的な取り組みをしているBEANSプロジェクトが紹介されました。


【研究員】
 活躍中の二人の女性研究員がメディアでも紹介されました。 
  
Macro BEANSセンターのクンプアン・ソマワン研究員の人物像が10/15付の日刊工業新聞・人物欄(今創人)に「国境を越えて新技術研究」と題して紹介されました。 ソマワンさんは00年タイ・チェンマイ大学卒、02年英・ブリストル大学、06年立命館大学でそれぞれ修士号、博士号を取得。 07年独・フライブルグ大学勤務を経てBEANSプロジェクトに参加。現在は繊維状デバイスの接点の開発を担当。「新聞に取り上げられることによって、BEANSプロジェクトや母国のタイに少しでも恩返しができたことが嬉しく思います。」と感想を寄せていただきました。
 
電気学会センサ・マイクロマシン部門主催の第27回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおいてLife BEANSセンターの許允禎(ホ・ユンジョン)研究員が「In Vivo Glucose Monitoring with Hydrogel Fibers」の発表で若手研究者優秀発表賞を受賞しました。


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