活動全般

2019年1月11日 (金)

平成31年ロボット関連3団体 新年賀詞交歓会、今年も盛況のうちに終了

 平成31年1月11日(金)12時から、(一社)日本ロボット工業会、(一財)製造科学技術センター及び(一財)マイクロマシンセンターの主催による「平成31年ロボット関連3団体 新年賀詞交歓会」を、東京プリンスホテル プロビデンスホールにて開催いたしました。

 開会にあたり3団体を代表しまして、(一社)日本ロボット工業会 橋本会長が、3団体における本年の抱負や重点項目への取り組みなどについて挨拶を行い、御来賓の井上経済産業省製造産業局長からご祝辞を賜り、続いて、石塚NEDO理事長から乾杯のご挨拶を賜りました。

 本年も、「Society5.0」の実現に向けて政府が打ち出した「コネクテッド・インダストリーズ」の推進に欠かせない、ロボット分野、マイクロマシン/MEMS分野に関心が寄せられていることもあり、昨年(535人)より多い577名もの大勢の業界関係者が参集する盛況な賀詞交歓会となり、出席者は時間の許す限り、交流・歓談に花を咲かせていました。


 この機会をお借りしまして、ご参加いただきました多くの皆様方に御礼申し上げます。

一般財団法人マイクロマシンセンター 事務局一同

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2019年1月 4日 (金)

2018年MMC十大ニュース決まる

 マイクロマシンセンターでは、2018年の10大ニュースを選択いたしました。私どもの活動状況をご賢察いただければ幸いです。

1.インフラモニタリングプロジェクト(RIMS、UCoMS)、最終年度の開発実証試験成果が各種シンポジウム、展示会で注目
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」において、技術研究組合NMEMS技術研究機構(以下NMEMS組合)が提案した「道路インフラ状態モニタリング用センサシステムの研究開発」及び社会・産業インフラ維持管理・更新等の重要な社会課題の一つである都市機能を支えるライフライン系の都市インフラ(電気、ガス、上下水道、情報、エネルギー)の安全な保全のためのセンサーモニタリングシステムの研究開発の最終年度の実施を行いました。
 これらの成果は、国内外で開催された学会、シンポジウム、展示会等で広く発表を行い多くの関心を集めました。

2.スマートセンシング・インターフェース国際標準化案がIECで1年前倒しでNP提案が承認され審議入り
 IEC(国際電気標準会議)/TC47(半導体分野技術委員会)/SC47F(MEMS分野分科委員会)にて、提案を行っておりました、「スマートセンサの制御方式」が、2018年、NP(New work item Proposal)承認され審議が開始されました。
 IEC国際標準化SC47E/WG1,2F合同アドホック会議において「スマートセンサの制御方式」について、IECへのNP(New work item Proposal)投票が完了し、エキスパート参加国6か国でNP承認(参加国4か国以上が必要)された旨、また、韓国・米国からそれぞれ1件ずつあげられたコメントへの対応方針を各国に説明しました。

3.MNOICの工程受託活動がPR拡大等により引き続き右肩上がりで推移
 研究開発を支えるMEMS試作ファンドリとして、7年前に開設したつくばの「マイクロナノオープンイノベーションセンター(MNOIC)」も今や中小・ベンチャーを含む40社以上からの研究や工程の受託により、フル稼働の状況にあります。さらに設備整備や技術向上に努めて、我が国のMEMS開発需要に応えてまいります。

4. MMC理事長が山西氏から山中氏に交代、MMCの新体制が始動
 2018年度はマイクロマシンセンター理事の改選期にあたり、MEMS理事会において2期4年にわたり当協議会会長(MMC理事長)を務めて頂いた山西健一郎三菱電機相談役から山中康司株式会社デンソー代表取締役副社長(MEMS協議会会長も兼ねる)に理事長が交代されました。
 新理事長には、続いて開催したMEMS協議会推進委員会において挨拶及び最近のトピックスとして1つはスマートセンシング&ネットワーク研究会(SSN研究会)に、医療MEMS研究会などのワーキンググループを設置し、新テーマ発掘に努めていること、二つ目は、設立から8年目のMNOIC事業が、2020年以降も事業の持続的拡大に向け、現場中心に着実に改善活動を進めていることを述べられました。

5. MEMS講習会、マイクロナノ先端技術交流会、海外調査報告会等セミナーが多くの技術者を集め活況
 マイクロマシンセンターでは、MEMS講習会、マイクナノ先端技術交流会、海外調査報告会を開催しており、多くの技術者の参加を頂き活発な意見交換が行われています。
 MEMS講習会は年2回開催し、そのうち1回は地方で開催しています。2018年は2月に九州で開催し、地方でのMEMS技術の普及に貢献しています。
 先端技術交流会は第2回医療MEMS研究会と兼ねて、「生体モニタリングの最前線」をテーマとして開催し、MEMS及び医療関係の技術者と意見交換が行われました。
 海外調査報告会は、MEMS関連の海外調査及び国際標準化の最新状況について国際交流事業の一環として報告するものです。毎年のように北米や欧州を中心に学会等のイベント、海外の大学や研究施設、関連企業の訪問見学の報告を行っています。

6. MEMSセンシング&ネットワークシステム展2018、盛況でビジネスチャンスが拡大
 2018年 10月 17日(水) から19日(金)まで幕張メッセで開催された「MEMS センシング&ネットワークシステム展 2018」は、3日間の開催期間を終え、盛況の内に閉幕しました。来場された皆様方に御礼申し上げます。

 初日は、展示会場内特設ステージでMEMS協議会フォーラムを10:00から12:30まで開催いたしました。2日目は、国際会議室で研究開発プロジェクト成果報告会を開催いたしました。最終日は、国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム及びスマートセンシング&ネットワーク(SSN)研究会公開シンポジウムが10:00から16:05まで開催致しました。何れのシンポジウムも多くの聴衆が熱心に聞き入っておりました。
 会期中の様子は以下を参照ください。
 (初日)
http://www.nanomicro.biz/mems/2018/10/mems2018-be33.html
 (2日目)
http://www.nanomicro.biz/mems/2018/10/mems2018-9487.html
 (3日目)
http://www.nanomicro.biz/mems/2018/10/mems2018-fd87.html

 今回ご来場頂きました皆様に御礼申し上げます。

 次回は2020年1月29日(水)~31日(金)に、東京ビッグサイトにおいて、nano tech2020と同時開催を予定しております。
 次回もご来場頂けますよう関係者一同お待ちしております。

7. マイクロマシンサミット2018への参加や海外アフィリエート交流など、国際交流事業を活性化
 マイクロマシンサミットは、年に1回、世界各国・地域の代表団が集まり、マイクロマシン/ナノテクノロジーに関する課題や展望につき意見交換する場です。日本の提案により平成7年3月に京都で開催されたのが始まりで、以後、各国持ち回りで開催されています。
 2018年は5月14日(月)から16日(水)までアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されました。南米での開催は、2014年にブラジル・サンパウロに続く2回目になります。今回のトピックスは、農業や畜産大国のアルゼンチンらしく”Agro-food & Environment. Other related applications and results from new and highly relevant R&D actions”でした。
 次回、2019年のマイクロマシンサミットは、中国・西安(Xi’an)で開催されることが決まりました。コーディネータはNorthwestern Polytechnical UniversityのWeizheng Yuan教授です。

8. LbSSプロジェクトも中間(5年のうち3年)に差し掛かり、成果が現実化
 本研究開発では、工場等の設備の稼働状況等の把握を目的とするスマートセンサモジュール、高効率MEH(Micro Energy Harvester)などの自立電源、及びスマートセンシングフロントエンド回路を開発し、動的センシング制御可能な無給電のスマートセンサ端末を実現します。さらに、同時に開発する学習型スマートコンセントレータとの連携により、従来の環境発電で収集可能な有価情報量を100倍化することを可能とする学習型スマートセンシングシステムの基盤開発と実証を行います。
 現在、学習型スマートセンシングシステムの開発として、有価情報を高めるための自立型センサ端末/学習型センシングアルゴリズムの開発、測定パラメータ可変型スマートセンサ、製造往路セス革新で小型・安価、高効率発電デバイスの開発を行っています。

9. センサ端末同期用原子時計(ULPAC)が世界最高水準の長期安定度を達成
 道路インフラモニタリングシステム(RIMS:ROAD Infrastructure Monitoring System)をはじめとするセンサ端末群は、ネットワークを介して時刻同期をすることで、データ取得の正確な時間を把握し、かつ、データ転送の効率化を図っています。もし、その時刻同期を不要とすることが出来れば、ネットワークの構築や運用にかかる負担を大幅に低減することができます。そこで、正確な時を刻む原子時計をセンサ端末に搭載可能なサイズや消費電力、価格にすることが出来るかを解析や試作を通して、長期間安定的に稼働する時計が完成しました。

10. 青柳副理事長、荒川センター長、野村総務担当部長などMMCの中興を担った方々が引退
 2018年に開催したMEMS理事会において、2003年MMC専務理事に就任し、2006年の当協議会発足に尽力した前MMC副理事長の青柳桂一氏も退任しました。
 また、マイクロマシンセンターを発展させてきた有力メンバーである荒川センター長及び野村総務担当部長が退職致しました。

成果普及部 水島 豊

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2018年12月27日 (木)

MEMS協議会 2018年度MEMS懇話会開催(2018年12月27日)

 一般財団法人マイクロマシンセンター・MEMS協議会はMEMSを中心とした我国の産業競争力の強化を目的に、12月末に「MEMS懇話会」として、MEMS協議会正メンバーの委員と経済産業省など行政側との情報交換や意見交換を毎年年末に実施しています。過去、本懇話会で議論された「MEMSフロンティア未来デバイス技術=次世代基幹デバイス技術構築」や「ファンドリーサービス機能の革新」などの重要性は、後の「BEANSプロジェクト」(2008-2012)などの研究開発プロジェクトや、今やMEMS分野のオープンイノベーション実践の拠点として拡大し続けている「MNOIC」(2011 - )発足に繋がるなど、わが国のMEMS分野で非常に影響力のある懇話会です。

 2018年度MEMS懇話会は、このような歴史の下、12月27日に東京・秋葉原、新テクノサロンにて開催しました。経済産業省産業機械課、研究開発課、情報産業課に加え、本年度より医療・福祉機器産業室と、さらに新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、産業技術総合研究所からのご来賓を交えて、マイクロマシン・MEMS分野に係る今後の課題について意見交換を行いました。最初に今年度より新たにMEMS協議会会長(マイクロマシンセンター理事長)に就任した山中康司会長(デンソー代表取締役副社長)による主催者挨拶があり、「超スマート社会 Society5.0」の実現を目指し、MEMSセンサやネットワーク技術で貢献できる新たな研究開発課題の探索に向けた活動を継続して行っていることなどが紹介されました。その後、本年7月に経済産業省産業機械課長に着任した玉井優子氏から最近の経済、産業動向として、「米国の機微技術管理」について紹介後、MEMS協議会員企業から、「コネクティッド インダストリーズ社会におけるMEMSに対する自社の取組み」と、「経済産業省、NEDO、産総研への要望」について意見発表が行われました。それを受けて、経済省、NEDO、産総研から、MEMS人材育成や国家プロジェクトの紹介についてのコメントが出されました。懇話会に引き続き、参加メンバー間の懇親会を開き、会員相互の懇親を深めました。
(MEMS協議会 渡辺秀明)



写真 1 MEMS懇話会

 

写真 2 玉井産機課長による来賓ご挨拶

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2018年11月 2日 (金)

第35回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムでMNOIC出展報告

 「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム(協賛 マイクロマシンセンター)は1981年に第1回目を開催して以来、産学を中心にした研究グループ間の情報交換、アイデア討議の場として我が国のセンサ分野で重要な役割を担っており、本年で35回目を迎えました。

 本会議は新たな社会ニーズの創造を目指して、新しい物理・化学現象や効果を生かした新センサ・マイクロマシンおよびその製造技術に関心を持つ国内有数の研究者が一同に集うことから、最先端MEMS製造技術や大口径MEMS製造ラインを有するMNOIC(マイクロナノ・オープンイノベーションセンター)との親和性が高く、ここ数年継続して、MNOICのサービス内容について展示、発表しております。

 本年は、北海道命名150年という節目の年であるため、北海道札幌市に10月に開館したばかりの札幌市民交流プラザにて、10月30日から11月1日まで開催されました。この札幌市民交流プラザは北海道における多様な文化芸術活動の中心的な拠点であるとともに、北海道初の多面舞台を備え、多彩な演出を実現する2,302席の劇場(写真1)を有しています。この劇場をメイン会場に、劇場の主舞台と同程度の広さがあるクリエイティブスタジオや、ガラス張りの多目的スペースであるSCARTS(スカーツ)スタジオなどで会議が行われ、会期中は企業、大学などからの近年最高の900名を超える参加者でにぎわいました。

 まず、基調講演として「スペキュラティブエンジニアリング -技術と未来洞察-」と題し、東京大学大学院 情報理工学系研究科 准教授 川原 圭博氏の講演がありました。スペキュラティブ(デザイン)とは、「未来について考えさせる(speculate)ことで、より良い世界にする」デザイン手法の一つであり、「問題解決」のためのデザイン・プロセスの開発から、問いや視点を生み出し、アクションを経て、望ましい未来へ導くこととされていました。他の基調講演は「ナノバイオデバイスとAI が拓くSociety 5.0・健康長寿社会」と題し、馬場 嘉信名古屋大学大学院 工学研究科 教授、そして「固体酸化物形燃料電池(SOFC)の課題と展望」ということで、鹿園直毅東京大学 生産技術研究所 教授、さらに「鳥の求愛コミュニケーション:現在までの知見と展望」相馬 雅代北海道大学理学研究院生物科学部門准教授があり、最終日には、NMEMS技術研究機構と「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」で共同開発中の京都大学大学院 工学研究科塩谷 智基教授から、「インフラの効率的維持管理に向けた振動センシングアプローチ」の4講演が行われました

 MNOICについては、10/30に技術プレゼンテーションと会期中を通して技術展示を行いました(写真2)。お問い合わせの内容としては、MNOICが提供するサービスの主要内容や、具体的な利用の仕方から、主要装置の日常管理法、測定機器の校正、管理法など、ファンドリーサービスに関係深い詳細な問い合わせを受けました。

 ますます活用が本格化・多様化しているIoTやAIにおいて、MEMSセンサはネットワークとの融合で、数10兆個規模市場に急成長を遂げることが予測されています。特に今後のデバイスには、多機能かつ小型、低消費電力等が求められるので、MEMS技術無しでは成り立ちません。この分野でMNOICのサービスの実力をさらに向上させ、試作設備の共用化や、組織間の壁を低くし集団で力を発揮できるオープンイノベーションを推進し、我が国のIoTデバイスをはじめとする産業の発展に引き続き貢献していきます。


写真1 メイン会場


写真2 技術展示

(MEMS協議会 渡辺 秀明)

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2018年10月19日 (金)

MEMSセンシング&ネットワーク展2018 盛況の内に閉幕

                  

                   2018年10月17日(水)から19日(金)まで、幕張メッセで開催した「MEMSセンシング&ネットワーク展2018」は、3日間の開催を終え盛況の内に閉幕しました。来場された皆様方には御礼申し上げます。

 最終日は、マイクロマシンセンター主催特別シンポジウムを開催致しました。
 以下は、シンポジウムでご講演頂いた講師の方々です。

【セッション1】
・開会挨拶

                  

経済産業省 産業技術環境局 松本 真太郎 室長
                  

・スマート社会と空間情報

                  

東京大学 芝崎 亮介 教授
                  

・人工知能技術運用によるスマート社会の実現(空間の移動分野)の目指す姿

                  

産総研 小島 功 イノベーションコーディネータ
                  

・地理空間情報プラットフォームの構築と空間移動のスマート化

                  

産総研 中村 亮介 研究チーム長
                  

・空間移動におけるAI融合高精度物体認識システム

                  

東京大学 高畑 智之 講師
                  

・社会レベルの行動モデリング・シミュレーションの研究開発

                  

産総研 大西 正輝 研究チーム長
                  

・物流サービスの労働環境と付加価値提供のためのサービス工学×AIの研究開発

                  

産総研 大隈 隆史 研究グループ長
                  

・AI活用により安全性向上を目指したスマートモビリティ技術の開発

                  

産総研 阪野 貴彦 研究チーム長
                  

・本テーマへの期待

                  

NEDO 小川 泰嗣 プロジェクトマネージャー
                  

【セッション2】
・開会挨拶

                  

理事長 山中 康司
                  

・ナノ機能を駆使した未踏微笑シグナルセンシング技術への挑戦

                  

東京大学  下山 勲 教授
                  

・グローバルIoT時代におけるセキュアかつ高度な生体医工学拠点のの形成に向けて

                  

東京電機大 桑名 健太 准教授
                  

・東芝のスマートセンシング技術

                  

東芝 黒部 篤 首席技監
                  
                  

 今回ご来場頂きました皆様に御礼申し上げます。
                   また来年もご来場頂けますよう関係者一同お待ちしております。

                  
                  
                  
成果普及部 水島 豊
                  

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2018年10月18日 (木)

MEMSセンシング&ネットワーク展2018 2日目

                   本日2日目も初日同様、展示会場は、IoTに不可欠な技術分野の関心が高く、多くの来場者にあふれ活気に満ちた会場となりました。

 本日は、研究開発プロジェクトの成果報告会を国際会議室302で催し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や国から受託し、研究開発を進めているプロジェクトについて、各プロジェクトの責任者から報告が行われ、聴衆者は熱心に聞き入っていました。

 成果発表を行った講師の方々です。

                  

開会挨拶を行う長谷川専務理事
                  
                  

                  RIMSの成果発表を行う 東京大学 下山教授
                  
                  

ULPACの成果発表を行う 産総研 柳町主任研究員
                  
                  

                  UCoMSの成果発表を行う 東京大学 伊藤教授
                  
                  

アニーリングマシンの成果発表を行う 日立製作所 山岡主任研究員
                  
                  

                  LbSSの成果発表を行う 東京大学 藤田教授
                  
                  

                  LbSSの成果発表を行う 日立製作所 高浦主管研究員
                  
                  

                  SSI国際標準化の成果発表を行うMMC 中嶋担当部長
                  
                  
成果普及部 水島 豊
                  

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2018年6月27日 (水)

MEMS協議会推進委員会、メンバー交流会を開催しました。(6/26)

 2018(平成30)年度のMEMS協議会の活動計画を審議するMEMS協議会推進委員会を6月26日、東京・秋葉原のマイクロマシンセンター(MMC)7階テクノサロンにて開催しました。経済産業省・産業機械課、研究開発課、および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)さらに産業技術総合研究所からのご来賓を交えて、MEMS協議会正メンバー会員企業から12社が集まりました(写真1)。


写真1 MEMS協議会推進委員会

 本年度はマイクロマシンセンター理事の改選期であり、本推進委員会の前に開催された理事会にて新理事長に選出された山中康司理事長(MEMS協議会会長も兼ねる。株式会社デンソー代表取締役副社長)による主催者挨拶があり、最近のトピックスとして1つはスマートセンシング&ネットワーク研究会(SSN研究会)に、医療MEMS研究会などのワーキンググループを設置し、新テーマ発掘に努めていること、二つ目は、設立から8年目のMNOIC事業が、2020年以降も事業の持続的拡大に向け、現場中心に着実に改善活動を進めていることを述べました(写真2)。


写真2 山中新MEMS協議会会長挨拶

その後、経済産業省産業機械課長の片岡隆一氏からのご挨拶として、第4次産業革命技術がもたらす「Society 5.0」の実現に向けて、MEMS技術が中核技術の一つであることは間違いなく、ここに集まっている企業は、その活躍の場をますます増やすであろうという期待を述べられました(写真3)。


写真3 片岡産業機械課長ご挨拶

 MEMS協議会推進委員会では、今年度の活動計画並びに当センターで取組んでいる研究開発プロジェクトの状況などについて報告があり、活動計画は原案どおり承認されました。この後、アソシエートメンバーと個人会員も含め約60名を超える参加者で行われたメンバー交流会では、昨年度まで、2期4年の当協議会会長(MMC理事長)を務めた山西健一郎三菱電機相談役(写真4)と、2003年MMC専務理事に就任し、2006年の当協議会発足に尽力した前MMC副理事長の青柳桂一氏(写真5)も加わり、設立当時の業界状況やConnected Industries時代のMEMSセンサなどの話題に花が咲きました。またこの交流会には、産総研から金丸正剛理事、NEDOロボットAI部の弓取修二部長も加わり、産官連携研究の進め方や次代のセンサ、ロボット技術についての議論も活発に行われました。


写真4 山西 前MMC理事長


写真5 青柳 前MMC副理事長

(MEMS協議会 渡辺 秀明)

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2018年4月 2日 (月)

マイクロマシンセンター 平成30年度事業計画について

 平成30年度事業において一般財団法人マイクロマシンセンターは、政府が推進するコネクテッド・インダストリーズによるSociety5.0の実現に不可欠なマイクロマシン/MEMS分野及びスマートセンシング分野(以下、「マイクロマシン/MEMS分野等」という。)の一層の発展を支援するため、非営利セクターとしての利点を生かしながら、以下のとおり、基盤技術の研究開発、事業環境整備及び普及促進のための取組みを一層強化していきます。

1. MEMS協議会事業では、まず、MEMS分野におけるオープンイノベーション実践の我が国最大の拠点となったMNOIC(マイクロナノオープンイノベーションセンター)について、産業界からの更なるサービス拡大・多様化の声に応えるべく体制整備の強化に努めます。
 また、スマートセンシング&ネットワーク(SSN)研究会においては、これまで実施
してきたWG活動から、3つのナショナルプロジェクトが生まれるなど一定の成果を上げてきましたが、本年度も引き続き、WG活動を中心に先端技術開発テーマの発掘・提案や、センサネットワークシステムの社会実装支援などの活動を進めていきます。

2. 我が国マイクロマシン/MEMS分野等のイノベーション創出に寄与し、コネクテッド・インダストリーズの推進に貢献すべく、本年度も、以下のような国/NEDOが主導する先端技術に係る研究開発プロジェクトの推進に参加します。

(1) 道路インフラモニタリングシステム(RIMS)の研究開発
  平成26~30年度
(2) ライフラインコアモニタリングシステム(UCoMS)の研究開発
  平成26~30年度
(3) 学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発
  平成28~32年度
(4) センサ端末同期用原子時計(CSAC)の研究開発
  平成27~30年度
(5) スマートセンシング・インタフェース(SSI)に関する国際標準化
  平成28~30年度
(6) 空間移動時のAI融合高精度物体認識システム(AIRs)の研究開発
  平成29~30年度
(7) 革新的ロボット要素技術開発共同実施事業
  平成30~31年度

3. その他、マイクロマシン/MEMS分野等の国内外の技術動向や産業動向の調査をはじめとする調査研究、刷新したMEMSセンシング&ネットワークシステム展の開催なども含めた内外関係機関との交流・協力、標準化の推進など、これまで当センターが推進してきた諸活動も引き続き拡充強化しつつ実施していきます。
 また、これらの活動の広報や成果発信のために、インターネット上でのホームページ、ブログ、電子版月例ニュース(MICRONANO Monthly)及びMEMSデータベースの公開など、多様な媒体を活用した情報発信・情報公開に努めます。 

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2018年1月16日 (火)

平成30年ロボット関連3団体 新年賀詞交歓会、今年も盛況のうちに終了

 平成30年1月12日(金)12時から、(一社)日本ロボット工業会、(一財)製造科学技術センター及び(一財)マイクロマシンセンターの主催による「平成30年ロボット関連3団体 新年賀詞交歓会」を、東京プリンスホテル プロビデンスホールにて開催いたしました。


 開会にあたり3団体を代表しまして、(一社)日本ロボット工業会 稲葉会長が、3団体における本年の抱負や重点項目への取り組みなどについて挨拶を行い、引き続き、御来賓として多田経済産業省製造産業局長から、3団体の事業活動に対する期待を込めたご祝辞を賜りました。


(一社)日本ロボット工業会 稲葉会長 挨拶


来賓 経済産業省 多田製造産業局長 ご挨拶

 本年は、「Society5.0」の実現に向けて政府が打ち出した「コネクテッド・インダストリーズ」の推進に欠かせない、ロボット分野、マイクロマシン/MEMS分野に関心が寄せられていることもあり、昨年より100人以上多い535名もの大勢の業界関係者が参集する盛況な賀詞交歓会となり、出席者は時間の許す限り、交流・歓談に花を咲かせておりました。


 この機会をお借りしまして、ご参加いただきました多くの皆様方に御礼申し上げます。

一般財団法人マイクロマシンセンター 事務局一同

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2018年1月 5日 (金)

「新年のご挨拶」

新年あけましておめでとうございます。

 本年はSociety5.0の実現を世界に打ち出していくための新たな産業・社会の在り方として、「コネクテッド・インダストリーズ」に大きな注目が集るとされています。特に、製造現場、自動走行、健康・医療・介護等の現実の「リアルデータ」を巡る競争が激しくなると予想されていますが、その「リアルデータ」を収集する最前線にMEMSを中心とする多様なセンサが位置しています。従いまして、ナノ・マイクロ技術分野における研究開発や普及促進等を長年担ってきた私どもマイクロマシンセンターの責任はさらに重くなっていくものと考えております。

 仏のヨール社によれば、世界のMEMS市場は消費者用や自動車用がけん引し、2017年の132億ドルから2022年には254億ドルと年率14%で伸びるとされています。MEMSデバイスとしては、スマホの4G/5G 化の進展によりMEMSフィルタの伸びが大きく、従来からの慣性センサ、圧力センサ、ジャイロなどを凌駕していくと見られます。

 このような中、当センターでは2000年代に注力したMEMS技術そのものの研究開発から、2010年代にはセンサネットワーク技術にシフトし、現在は道路やライフラインのインフラモニタリングに加えて、ファクトリやプラントのスマートセンシングの研究開発に注力しています。そして、昨年は経産省・NEDOがコネクテッド・インダストリーズの重点分野として推しているロボティクスや自動走行の鍵となるAI融合高精度物体認識システムの研究開発に着手しました。

 また、それらの研究開発を支えるMEMS試作ファンドリとして、7年前に開設したつくばの「マイクロナノオープンイノベーションセンター(MNOIC)」も今や中小・ベンチャーを含む40社以上からの研究や工程の受託により、フル稼働の状況にあります。さらに設備整備や技術向上に努めて、我が国のMEMS開発需要に応えてまいります。

 そして、上述の成果などを公開する場として、昨年、MEMSセンシング&ネットワークシステム展を刷新して、初めてCEATECと同時開催とし、5万人を超える来場者の方々にお出でいただくことができました。本年はさらにCEATECやAll about Photonics展とのシナジー効果を高め、IoTシステム、さらにはコネクテッド・インダストリーズの最先端技術展としてのプレゼンスを高めてまいります。

 当センターとしましては、本年もMEMS・スマートセンシング技術の開発や普及に真摯に取り組み、我が国のコネクテッド・インダストリーズの推進に微力ながらも貢献してまいりますので、引き続きご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

 皆様方には以下の10大ニュースをご覧いただき、このような私どもの活動状況をご賢察いただければ幸いです。

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