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2019年11月27日 (水)

NEDO IoT横断技術開発プロジェクトの成果であるIoTエッジシステム(自立電源センサ/コンセントレータ)活用事例の講演とデモ展示の報告(2019.11.27)

 IoTワークショップ「センシング・エッジによるIoT革新的ビジネスの潮流」と題し、2019年度第1回産業・インフラ向けIoTデバイス・システムの進展と活用事例を、会津若松市のスマートシティAiCT交流棟で行いました。今回のワークショップでは、下記のプログラムの様に、IoTセンサシステム及びエッジ処理の高性能化技術を講演とデモ展示で紹介いたしました。会津地域のものづくり企業から成る会津産業ネットワークフォーラムの会員企業やスマートシティAiCTに入居しているICT企業他一般参加者と講演関係者の約60名が集まり、各テーマの成果ポスター、開発したセンサ・コンセントレータ等のデモにより、開発者と参加者の間で、システムの設置方法やユースケース等について活発な意見交換が行われました。開発者にとっても中小企業のIoT導入課題や会津若松市のスマートシティの取り組みの中でセンサ活用について直接話を聞ける良い機会になったと思います。2020年度のIoT横断技術開発プロジェクト終了まで、学習型スマートセンシングシステムは、工場の現場作業者だけで容易に設置し、あとは学習型コンセントレータが無線センサを自動制御して必要なデータだけを収集するシステムの完成を目指し、今後もユーザヒアリングや展示会(MEMSセンシング&ネットワークシステム展)・ワークショップでの成果展示を通じて、様々なユーザのユースケースを抽出してシステムソフトウェアへのフィードバックを進めます。


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講演会場の様子
   
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 パネル・デモ展示の様子

(プログラム)

【開会挨拶・来賓挨拶】

 ①NMEMS事務局 長谷川英一研究調整監 

 ②アクセンチュア㈱イノベーションセンター福島 中村彰二朗センター長

【セッション1 IoTセンサシステムの紹介①】

 超低消費電力データ収集システムの開発と実証実験

 (㈱デバイス&システム・プラットフォーム開発センター 開発第一部 勝村英則プロジェクトマネージャー)

 トリリオンノード・エンジンの開発と実証実験

 (東京大学大学院工学系研究科 桜井貴康上席研究員/東京大学名誉教授) 

【セッション2 IoTセンサシステムの紹介②】

 MEMS振動発電デバイスを用いたポンプ監視システム

 (高砂熱学工業㈱ 事業革新本部 イノベーションセンター 技術研究所 柴田克彦担当部長)

 学習型スマートセンシングシステムの開発と実証実験

 (東京都市大学総合研究所 藤田博之教授/東京大学名誉教授)

【Coffee break&デモ・パネル展示】

 セッション12及び()ナカヨIoTセンシングシステムの紹介

【セッション3 エッジ処理の高性能化技術】

 ソフトテンソルプロセッサによる超広範囲・高精度にセンシング

 可能なAlエッジ技術

 (会津大学コンピュータ理工学部 富岡洋一上級准教授)

【閉会挨拶】

 NEDO IoT推進部 遠藤勇徳 プロジェクトマネージャー

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