マイクロマシンセンター 平成31年度事業計画について
平成31年度事業において一般財団法人マイクロマシンセンターは、政府が推進するコネクテッド・インダストリーズによるSociety5.0の実現に不可欠なマイクロマシン/MEMS分野及びスマートセンシング分野(以下、「マイクロマシン/MEMS分野等」という。)の一層の発展を支援するため、非営利セクターとしての利点を生かしながら、以下のとおり、基盤技術の研究開発、事業環境整備及び普及促進のための取組みを一層強化していきます。
1. MEMS協議会事業では、まず、MEMS分野におけるオープンイノベーション実践の我が国最大の拠点となったMNOIC(マイクロナノオープンイノベーションセンター)について、広範なユーザーからの多様な要望に応えていくことを目指して、更なる体制整備や活動強化に努めます。
また、スマートセンシング&ネットワーク(SSN)研究会においては、これまで実施してきたWG活動から、複数のナショナルプロジェクトが生まれるなど、一定の成果を上げてきましたが、本年度も引き続き、微小量センシングや医療MEMSをはじめとする各WG活動を強化し、産業技術力強化のためのプロジェクト提案を目指して研究会活動を推進します。
2. 我が国マイクロマシン/MEMS分野等のイノベーション創出に寄与し、コネクテッド・インダストリーズの推進に貢献すべく、本年度も、以下のようなNEDOが主導する先端技術に係る研究開発プロジェクトの推進に参加します。
(1) 学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発
平成28~32年度
(2) 革新的ロボット要素技術開発共同実施事業
平成30~31年度
3. その他、マイクロマシン/MEMS分野等の国内外の技術動向や産業動向の調査をはじめとする調査研究、会場・会期等を大幅に刷新したMEMSセンシング&ネットワークシステム展の開催なども含めた内外関係機関との交流・協力、標準化の推進など、これまで当センターが推進してきた諸活動も引き続き拡充強化しつつ実施していきます。また、これらの活動の広報や成果発信のために、インターネット上でのホームページ、ブログ、電子版月例ニュース(MICRONANO Monthly)及びMEMSデータベースの公開など、多様な媒体を活用した情報発信・情報公開に努めます。
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