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2017年5月

2017年5月29日 (月)

【平成29年05月の経済報告】 

本項は、マイクロマシン/MEMS分野を取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信しています。

 

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 初夏、平成2905月の経済報告をお届けします。

業務の参考として頂ければ幸いです。  

 内容は、以下のPDFをご参照下さい。

 

「2017.05.pdf」をダウンロード

 

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2017年5月23日 (火)

2017年 第23回「国際マイクロマシンサミット」バルセロナ・スペイン開催報告

 マイクロマシンサミットは、年に1回、世界各国・地域の代表団が集まり、マイクロマシン/ナノテクノロジーに関する課題や展望につき意見交換する場です。日本の提案により平成7年3月に京都で開催されたのが始まりで、以後、各国持ち回りで開催されています。

 2017年は5月15日(月)から17日(水)までスペインのバルセロナで開催されましたので速報として報告致します。今回のトピックスは、” Micro and Nano Systems for Smart Cities applications”です。スペインは、関連研究所にセンサやMEMS,無線、半導体や集積回路、物性やナノ材料と言った複数の専門分野の研究者が同居する研究所が多く、多数の専門領域の融合が進んでいるのが特徴です。今回のオーガナイザーは、CNM-CSIC(National Microelectronics Center of Barcelona)の所長Carles Cané教授でした。

 今回は、欧州での開催で参加者も多く、21の地域から64名のデレゲイト、更にスペインから8名のオブザーバ参加もあり、比較的規模が大きいと感じました。特に、今まで何年か不参加の期間があった、イギリスやカナダ、オーストラリア等の復帰、更にアイルランドや東欧の新規の参加国もあったのが特徴です。第1日目はカントリーレビューで各国のスマートシティに関する話題提供があり、日本からも再生可能エネルギーの有効利用を目指すスマートコミュニティやインフラモニタリング関係の国家プロジェクトの話題提供がありました。また1日目の夕刻はラウンドテーブルとして、スペインにてスマートモニタリングを実際に実行している公的研究者や、企業による課題の報告や議論もありました。

 2日目は、個別話題の講演会で、23件の発表とMEMS企業を中心とするスマートシステムのラウンドテーブルがありました。日本からの発表は国際標準化の重要性と各国の参加を呼び掛ける内容でした。

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 図1 サミット会場の様子

 また3日目の技術ツアではカタルーニャ・バイオエンジニアリング研究所(IBEC)と、HP(hewlett packard)の研究開発施設への訪問がありました。IBECでは、最新のナノバイオ研究の研究紹介、またHP研究所ではインクジェット方式による最新の3Dプリンター技術や製品の紹介がありました。
      (国際交流担当 三原 孝士)

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 図2 HP研究所での3Dプリンター

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 図3 IBECでのナノバイオモジュール

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2017年5月22日 (月)

マイクロマシンセンター平成29年度事業計画について

 一般財団法人マイクロマシンセンターは、我が国科学技術イノベーションに不可欠なマイクロマシン/MEMS分野及びスマートセンシング分野(以下、「マイクロマシン/MEMS分野等」という。)の一層の発展を支援するため、非営利セクターとしての利点を生かしながら、以下のとおり、基盤技術の研究開発、事業環境整備及び普及促進のための取組みを一層強化していきます。

1.MEMS協議会事業では、まず、7年目に入りMEMS分野におけるオープンイノベーション実践の我が国最大の拠点となったMNOIC(マイクロナノオープンイノベーションセンター)について、産業界からの更なるサービス拡大・多様化の声に応えるべく体制整備の強化を目指します。
 また、スマートセンシング&ネットワーク(SSN)研究会においては、これまで実施 してきたWG活動から、3つのナショナルプロジェクトが生まれるなど一定の成果を上げてきましたが、本年度も引き続き、WG活動を中心に先端技術開発テーマの発掘・提案や、センサネットワークシステムの社会実装支援などの活動を進めていきます。

2. 我が国マイクロマシン/MEMS分野等のイノベーション創出に寄与し、その成果を活用した産業の発展に貢献すべく、本年度も、以下のような国/NEDOが主導する先端技術に係る研究開発プロジェクトの推進に参加します。

(1)道路インフラモニタリングシステム(RIMS)の研究開発2014-2018年度
(2)ライフラインコアモニタリングシステム(UCoMS)の研究開発 2014-2018年度
(3)学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発 2016-2020年度
(4)センサ端末同期用原子時計(CSAC)の研究開発 2015-2018年度
(5)スマートセンシング・インタフェース(SSI)に関する国際標準化 2016-2018年度

3.その他、マイクロマシン/MEMS分野等の国内外の技術動向や産業動向の調査をはじめとする調査研究、刷新したMEMSセンシング&ネットワーク展の開催なども含めた内外関係機関との交流・協力、標準化の推進など、これまで当センターが推進してきた諸活動も引き続き拡充強化しつつ実施していきます。また、これらの活動の広報や成果発信のために、インターネット上でのホームページ、ブログ、電子版月例ニュース(MICRONANO Monthly)、報告書の電子化・公開及びMEMSデータベースの公開など、多様な媒体を活用した情報発信・情報公開に努めます。

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2017年5月 1日 (月)

「MEMS Engineer Forum2017」に出展

 第9回MEMS Engineer Forum 2017(MEF2017)は4月26日、27日、両国KFCホールにて、盛況に開催されました。マイクロマシンセンター(MMC)はこのフォーラムにMMCとMNOIC事業を紹介するポスター展示を行いましたので、簡単に報告いたします。

 MEFは、IoT, センサネットワーク、Industries 4.0、Society 5.0など21世紀のキーテクノロジーであるMEMS技術の現状及び10年後までをエンジニアを中心に語る国際会議です。200名程度の参加者の比較的こじんまりとした会議ですが、参加者は世界各地からMEMS研究者、開発者、技術者などが一堂に集い、密度の濃い議論がなされます。

 本フォーラムは、2009年3月の初開催以降、MEF2017で第9回を迎え、実行委員会委員長は東北大学 桑野博喜教授(写真1)が務めました。主な講演者として、内閣府の進藤秀夫大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)、MEMS & Sensors Industry GroupのKaren Lightman氏、YOLE DEVELOPMENTのJean-Christophe Eloy氏、MEMSの父、MEMSの祖と称されるKurt Petersen 博士、また、日本からは、東北大学江刺 正喜教授、SPPテクノロジーズ株式会社神永晋氏、日本政策投資銀行小柳治氏らが2日間に渡り講演され、極めて豪華な顔ぶれとなりました。

 ポスター展示はKFC HALL ホワイエと、KFC HALL Annexの2か所に分かれて開催され、国内外42機関から出展がありました。MMCはKFC HALL 出入り口付近で、HALL直近の地の利に恵まれた場所で展示を行い(写真2)、マイクロナノ分野で産業化を推進し、次世代技術の基盤を構築してきた歴史や、産総研集積マイクロシステム研究センターの技術やMEMS大型研究設備を活用することにより、ユーザ企業の研究支援や事業化を推進しているMNOIC( MicroNano Open Innovation Center)の活動を紹介しました。特にMNOICについての問い合わせが多く、ユーザニーズに応じた幅広いコース選定を提供していること、並びに、研究員を派遣することなく研究委託や工程委託が可能なことに興味が寄せられました。今後も、わが国の産業競争力強化につながる活動を継続してまいります。
                  (MEMS協議会 渡辺 秀明)


写真1 桑野実行委員会委員長



写真2 展示の様子

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