IEC/TC47/WG6,7アドホック会議開催される(4月6~8日)
IEC/TC47技術委員会傘下の、今後発展が期待される半導体デバイス分野であるWG6および、エナジーハーベスティング、エネルギー変換・伝送分野であるWG7のアドホック会議が、4月6日から8日まで、中国・北京にて開催されました。
4月6日に開催されたTC47/WG6会議には20名(日本3、韓国5、中国11、ドイツ1)が出席し、昨年10月の、ベラルーシ・ミンスクでの全体会議の審議状況の報告、および現在審議中の規格案について、コンビナから報告の後、意見交換が行われました。
4月7日にはTC47/WG7の会議が開催され、14名(日本3、韓国5、中国5、ドイツ1)が出席しました。6日のWG6の会議と同様、全体会議の審議状況の報告、および現在審議中であるエナジーハーベスタに関する韓国提案5件の規格案について、コンビナからの報告の後、意見交換が行われました。
その後、新たに設置する我が国の、TC47/WG7国内委員会についての趣旨説明と今後の日本からのWG7への規格案提案予定について、TC47/WG7国内委員会委員長就任予定の東京大学・鈴木雄二教授からプレゼンテーションが行われました。
出席者には歓迎を持って迎えられ、TC47/WG7において、日本のプレゼンスを示すことができました。
次回会合は10月にドイツ・フランクフルトで開催されるTC47全体会議の予定で、各国参加者と再会を約束して会議日程を終了しました。
(調査研究・標準部 坂井裕一)
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