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2016年3月16日 (水)

「微細加工ナノプラットフォームコンソーシアム シンポジウム」でMNOICを紹介

 MEMS、ナノテク、微細加工技術の情報発信と関係者の交流を目的に、文部科学省の委託事業である微細加工ナノプラットフォームについてのシンポジウムが本年3月11日(金)、東京大学 浅野キャンパス 武田先端知ビル武田ホールにて開催されました。このシンポジウムに一般財団法人マイクロマシンセンターからMNOIC(マイクロナノ・オープンイノベーションセンター)の概要とサービスの内容について講演並びにポスター展示致しましたのでご報告します。

 この微細加工ナノプラットフォームシンポジウムは、最先端のナノテクノロジーの研究開発動向と、微細加工ナノプラットフォームを活用し産学官の緊密な協力の下で生まれた技術開発の成功事例、ならびに現在開発を進めている企業の生の声などを紹介するもので、100名を超える参加者でほぼ満席の中、開催されました。冒頭、本プラットフォームコンソーシアムの代表機関である京都大学の運営責任者、小寺秀俊教授から、開始から4年目を経過し、大学等の施設の共用と蓄積された知により企業の新技術開発、課題解決を支援し、順調に利用件数が増加していることが報告されました。そして、文部科学省研究振興局尾西参事官補佐の来賓挨拶に続き、北九州産業学術推進機構理事長國武豊喜氏の基調講演「ナノマテリアルの可能性」と、富士フイルム株式会社の特別講演の後、利用事例の紹介が行われました。そして講演の最後に「MNOICが提供するオープンイノベーション」として、渡辺が講演しました(写真1)。この中でMNOICは、急拡大するMEMS、センサ市場で低成長下の日本のMEMS 産業が成功するためには、多額の投資を抑えつつ、開発スピードの飛躍的向上が必須であって、解決策の一つとして、オープンラボを活用したMNOICで実行中のオープンイノベーションの実例について紹介いたしました。休憩の後、主催者である微細加工プラットフォームの京都大学と物質・材料研究機構から事業紹介がされ、最後に東京大学生産技術研究所の藤田博之教授より、このような取組みは、収益を出すのが難しいとされるMEMSにおいて、開発費の負担を減らすということなどで非常に意義のあることであるという締めくくりのご挨拶で終了しました。

         (写真1)

 講演会終了後は、ポスターセッションと意見交換会が武田ホールホワイエで開かれました(写真2)。ポスター展示には、微細加工ナノプラットフォームコンソーシアム16機関に加え、協賛機関8機関、協力機関3機関もセッションに参加し、各機関の特色に重きを置いた説明が各所で行われました。MNOICのポスターでは、ユーザニーズに応じた幅広いコース選定を提供していること、並びに、研究員を派遣することなく研究委託や工程委託が可能なことに興味が寄せられました。今後も、微細加工ナノプラットフォームコンソーシアムとの連携を強化することで、研究開発から商品開発までのリードタイムを短縮し、我が国の産業競争力強化につながる活動を継続してまいります。

               (写真2)
       <MEMS協議会 渡辺秀明>


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