「トリリオンセンサ社会を支える高効率MEMS振動発電デバイス (MEH) の研究」が始動
このたび平成26年度「エネルギー・環境新技術先導プログラム」のNEDO公募事業において、(技)NMEMS技術研究機構が提案した「トリリオンセンサ社会を支える高効率MEMS振動発電デバイス (MEH) の研究」の研究テーマが採択されました。
平成26年度「エネルギー・環境新技術先導プログラム」に係る
実施体制の決定について (2015.3.2)
平成26年度エネルギー・環境新技術先導プログラム
採択テーマ一覧 (2015.3.2)
このNEDO公募事業は、我が国がエネルギー・環境分野の中長期的な課題を解決していくために、原則2030年以降の実用化を見据えた必要となる技術シーズ、特に既存技術の延長とは異なる飛躍的なエネルギー効率の向上や低炭素社会の実現に資する有望な技術の原石を発掘し、将来の国家プロジェクトに繋げて行くことを目的としています。
私どもが提案した「トリリオンセンサ社会を支える高効率MEMS振動発電デバイスの研究」の研究テーマは、次世代トリリオンセンサ社会に必要不可欠な超高効率の環境振動型発電素子(再生可能エネルギー)の実現を目指すもので、MEMS・マイクロマシン技術の新設計・新工法を新たに導入することで、直径20mm程度の一円玉サイズの面積で発電効率を従来比2桁以上に飛躍的に高めた10mW級の環境発電素子の設計・製作・評価技術を確立することとしています。
本テーマについては、新年度早々に研究始動となります。皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。
(文責:青柳桂一@NMEMS)
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