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2015年2月23日 (月)

非破壊検査に関する国際会議(11th ECNDT 2014 in Prague)に参加

非破壊検査に関する国際会議(11th ECNDT 2014 in Prague)に参加し、最新の非破壊検査情の報収集を行う。特にAE関する最新の事例を調査した。

期間:平成26年10月5日~平成26年10月12日

出張者:笠原章裕

[内容]
AEによる検査サービスを行っている会社の事例発表と、新規データ処理方法や新構造のAEセンサーを提案する大学の発表が中心であった。
社会インフラ分野への適用事例としては、プラントの配管、タンク・圧力容器などの定期点検を代用する事例が複数あった。

[所感]
検査サービス会社(TUV等)からの発表は成功事例が中心でAE検査市場を確認できた意味があったが、ノイズ除去等の重要なノウハウにあたる部分は隠しての発表になっていた。
大学の発表は実験室での検討結果、シミュレーション結果で、実インフラへの適用事例は無かったが、新構造広帯域AEセンサーに想定外のニーズがあることを知ることができ参考になった。

[印象的な事例]

①Design, description and calibration of the wideband acoustic emission sensors
Beneš, Petr1, Fialka, Jiri2
1: Brno University of Technology,Czech Republic
2: Brno University of Technology,Czech Republic
新構造広帯域AEセンサが提案された
従来はダンピングにより共振点周辺に裾野の広い周波数応答を得ることで帯域を広げていたが、直径の異なる円筒を多段に積み重ねた構造で各円筒の共振周波数で高い感度を確保する構造を提案している。

②AT and AE monitoring for a pressure equipment (cowper) for steel production
Tscheliesnig, Peter1, Schauritsch, Gert2
1: TÜV AUSTRIA Services Institute for Technical Physics,Austria
2: TÜV AUSTRIA Services Institute for Technical Physics,Austria
溶鉱炉のAEモニタリングの事例を紹介している。
溶鉱炉のリークテスト時にAEモニタリングを実施し、  AEによる欠陥モニタリングの可能性を確認している。表面の鋼材からのAEと、内部の断熱ブロックからのAEを区別するには周波数分析が有効であることを確認点が注目される。この手法はコンクリートと鉄鋼で構成される橋梁のモニタリングに応用可能と思われる。

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