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2013年4月

2013年4月22日 (月)

役に立つ情報セキュリティ対策


 先日、昨今の情報セキュリティを巡る話を聴く機会がありました。最近のサイバー攻撃とかフィッシングとか日々多様化しているようで、私たちが完全に防ぎきるのは不可能のようです。

 だからといって、手をこまねいていたら益々事態は深刻化するわけで、日常的に普通の情報セキュリティ対策を講じることがやはり基本のようです。

 ほとんどの人がセキュリティソフトをPCにインストールしていると思いますが、これは最低限のことで、これ以外に割と簡単に導入できる対策を教えてもらいましたので、幾つか紹介します。


(1)IPAのバージョンチェッカソフトを実行する

 Windows OS の更新は、自動的に Windows UPDATE が働くので問題がないのですが、Acrobat とか JAVA などの有名ソフトウェアは自動更新がないので、要注意のようです。すなわち、古いバージョンの上記ソフトウェアは脆弱性を狙われるので、絶えず最新のバージョンにアップしておくことが肝要です。

 個別に個々のソフトの最新状態を調べに行くのは非常に面倒なことなのですが、すべてまとめて最新バージョンかどうかを調べてくれるサイトが、IPAのホームページ上に存在します。このサイトは MyJVN バージョンチェッカ といい、専門家の間では有名なサイトのようです。
     

 私も、この MyJVN バージョンチェッカ を用いて調べてみたのですが、予想外に多くのソフトが古いバージョンのままになっていましたので、手順に従って早速バージョンアップを済ませました。週に一度は MyJVN バージョンチェッカを実行するのがいいと思います。


(2)USBを挿入したときに「自動再生」を停止する

 学会などで論文集の入ったUSBをパソコンに挿入したときに、自動再生設定がされていると、自動的にプログラムが動くので、ファイルがウィルスで汚染されている場合、簡単にそのウイルスがPCに移ってきたり、悪さをしたりすることになってしまうので要注意です。

 これを防ぐには、WindowsのOSによって異なりますが、7/Vistaの場合には、コントロール パネル→ハードウェアとサウンド→自動再生と画面を開いて、「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックを外します。

 聞くところによると、中国などでは海賊版(非正規版)のWindowsOSが多くのPCに入り込んでいるため、ウィルス汚染が蔓延しているようです。できるだけ用心しましょう。


(3)無線LANルーターのWEP方式の暗号処理は丸見えと心得る


 無線LANルーターとPCとの間のメッセージのやり取りは、暗号化されているので安全と思いがちですが、そうでもないようです。初期の無線LANルーターの暗号化はWEP方式を用いることが多かったのですが、その後WEP方式は簡単に解読できるようになり、今やWEP方式で暗号化しても「丸見え」の状態のようです。

 これにもかかわらず、現在でも約半数のPCがWEP方式で無線LANを用いているとのことです。日頃使っている無線LANの状態を点検してみることをオススメします。

 最近では、WEP方式に変わり、WPA/WPA2方式が普及していますが、この方式は大丈夫とのことです。

以上、簡単にできる情報セキュリティ対策の紹介でした。


(以上の記事は、団塊人の散歩道のブログ記事をそのまま転載したものです。文責:青柳桂一@MMC)

                  

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2013年4月18日 (木)

「微細加工ナノプラットフォームコンソーシアム」向けMemsONE講習会の開催

 平成25年3月に「微細加工ナノプラットフォームコンソーシアム」の代表機関である京都大学様のご依頼により、MemsONE講習会を開催しました。本講習会は2回開催し、第1回は「学生」を対象、第2回はコンソーシアム参画の「全国16実施機関」を対象に行いました。各自PCを持参してMemsONEのインストールから開始し、基本操作および解析演習を行いました。第2回のインストールでは、導入頂いたアカデミック研究版を用い、第1回は無償貸出版で対応しました。
 受講者は、北は北海道から南は九州までの大学および研究機関から11名の参加があり、当方も講師2名で対応しました。講習会の2日目には、京大小寺副学長による有限要素法の講義もあり、充実した講習会となりました。終了後のアンケートでは、受講者全員が「良く理解できた」、「役立った」との回答を得、有意義であったと自負しています。
 本講習会の概要は、以下の通りです。

 第1回「学生対象」の概要
 ◆開催日時: 平成25年3月12日(火)~14日(木)の3日間
 ◆開催場所: 京都大学 工学部物理系校舎3F教室
 ◆受講者数: 2名
 ◆演習内容: 1)MemsONEのインストールと機能概説および機能の基本操作
           2)モデリング、メッシュ分割、解析条件設定、実行の手順演習
           3)有限要素法の講義(京大小寺副学長)
           4)弾塑性、振動モード、調和応答解析、解析精度検証の演習

 第2回「実施機関対象」の概要
 ◆開催日時: 平成25年3月26日(火)~28日(木)の3日間
 ◆開催場所: 京都大学 工学部物理系校舎3F会議室
 ◆受講者数: 9名(8機関各1名、事務局1名)
 ◆演習内容: 1)MemsONEのインストールと機能概説および機能の基本操作
           2)MemsONE知識DBのインストールと基本検索操作
           3)有限要素法の講義(京大小寺副学長)
           4)モデリング、メッシュ分割、解析条件設定、実行の手順演習
           5)プロセス解析(エミュレータ、ウェットエッチング解析)の演習

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                    第2回の講習会風景

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ハノーバメッセ2013参加報告(その1)

 機械、エネルギー関連の展示を中心とするハノーバメッセ2013が4月8日~12日の間ドイツ・ハノーバで開催され、マイクロマシンセンター(MMC)は、ブース展示と併設シンポジウムでの発表を行いました。同メッセは世界最大の展示会と言われており、今年も6550の展示者、22万5千人の来場者を迎え盛大に開催されました。
 全体を通して、従来は産業機器中心のメッセでしたが、最近の社会トレンドを反映して環境エネルギー関連の展示の割合が増加しており、再生可能エネルギーを活用した工場、住宅、ヒビルのエネルギーマネジメントシステム、電気自動車を代表とする輸送機器等が数多く展示されていました。

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                  ハノーバメッセ会場

 ドイツにはマイクロナノデバイス関連の企業を集めて情報サービスを提供するiVAMという団体があり、MMCはこのiVAMとアフィリエート契約を締結しています。同メッセではマイクロナノテクノロジ関連の展示とシンポジウムは例年iVAMが主催し、MMCはこの中で展示と発表を行っています。またMMCは会員企業にMMCの展示ブースを活用しての製品PRの場を提供しており、今年はパナソニックが同ブース内で新技術の展示PRを行いました。
 MMCブースではMMCの活動の他、本年7月に開催予定のNanoMicro-biz展のPR、マイクロナノオープンイノベーションセンター(MNOIC)の紹介、グリーンセンサネットワークプロジェクトの紹介他を行い、ブースを訪れられた多数の人に興味を持って頂きました。

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               マイクロマシンセンター展示ブース

 毎年iVAMはマイクロナノテクノロジー関連のシンポジウムを開催しており、MMCはこのシンポジウムでMMCの活動をPRしました。シンポジウム全体の主なテーマは、ナノテクノロジとその応用、レーザ加工、ドイツフラウンホーファ研究所活動紹介、エネルギーハーベスタとその応用他が取り上げられ全体で約50の機関の発表がありました。

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                MMC活動紹介 (MMC 阪井)

 注目された展示内容、発表内容に関しては参加報告(その2)で報告致します。

                                      阪井 淳

 

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2013年4月 1日 (月)

BEANSプロジェクト研究成果のフォローアップ・利活用・普及事業の推進へ


 BEANSプロジェクトの終了を受け、当センターではBEANSプロジェクト研究成果のフォローアップ・利活用・普及事業を推進することとしました。

 平成20年度に始まり5年間にわたり、ナノテク、バイオテクノロジーなどの異分野技術と従来のMEMS技術とを融合させることにより、革新的次世代デバイスの創出に必要となる基盤的プロセス技術群を開発し、そのプラットフォームを確立することを目的としたBEANSプロジェクトは、多大の成果を生んで25年3月末に終了いたしました。

 プロジェクト実施につきましては、主導していただいた国・NEDOの関係者をはじめ多くの皆様方にご支援・ご協力をいただきまして誠に有り難うございました。深く感謝申し上げます。

 BEANSプロジェクトは終了いたしましたが、今後はプロジェクト研究成果の実用化が進み、「環境・エネルギー」、「医療・福祉」、「安全・安心」分野等における新しいライフスタイルを創出する革新デバイス・応用システムが次々と出現していくことが期待されます。

 当センターは、本プロジェクトの実施を一貫して支援してきた立場から、今後プロジェクト研究成果のフォローアップ・利活用・普及事業を積極的に推進し、新たなライフスタイルを創出する革新デバイス・応用システムの実現に資する諸活動を展開していく所存です。

 このため、当センターでは次のような活動を積極的に手がけて参ります。
  • BEANS特許の One Stop Licensing 事業
  • MEMSペディア活動の一環として、BEANS知識データベースの公開
  • 研究成果の公開、セミナーの開催等
  • BEANSプロジェクトのアーカイブHPサイトの管理運用
  • プロジェクトのフォローアップ調査・研究開発
  • その他                     

   
 

(青柳桂一@一般財団法人マイクロマシンセンター)


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