2012年 第18回「国際マイクロマシンサミット」開催日程が決定
2012年 第18回「国際マイクロマシンサミット」開催日程が決定
MMC 三原 孝士
ご存知のように、マイクロマシンサミットは、年に1回、世界各国・地域の代表団が集まり、マイクロマシン/マイクロナノテクノロジーに関する課題などについて意見交換する場です。通常の学会と異なるのは、各国・地域が代表団を組織して集まるというところであり、質の高い、まとまった講演と、影響力のある人々と意見交換できることが特徴となっています。2011年度はアラブ首長国連邦(UAE)のアラス・アルハイマ(Ras Al Khaimah)にて開催されたことは既に報告しました。
先日、日本の代表団長である東京大学・下山勲教授に2012年度の開催日程が決定された旨の連絡が入りましたのでご報告します。次回(第18回)は台湾の新竹市で4月24、25日に開催されます。オーガナイザーは台湾National Tsing Hua大学のWeileun Fang教授となります。新竹市(Hsinchu City)は、特にマイクロエレクトロニクス分野で世界を牽引する先端技術研究都市であって、Industrial Technology Research Institute (ITRI)に代表される5つの国立研究所に6000人の研究者・スタッフが従業しています。また研究所の他に350のTSMC, UMCのようなハイテク企業があります。
今年も下山勲団長を中心に日本代表団を構成し、参加したいと思います。マイクロマシンサミット参加の後、ITRI東京事務所の鄭所長の協力を得て、南部のMEMS、バイオやエネルギ関連のマイクロ・ナノ研究施設も訪問したいと思います。これを機会に皆様も是非、ご参加頂ければと思います。
図1 台湾での位置(HPから)
写真1 新竹地区(HPから)
写真2 ITRI(HPから)
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