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2010年10月25日 (月)

カナダミッションがMMCを訪問

10月22日、カナダにおけるR&Dプロジェクト推進機関(CMC Microsystems)および国立研究所(NRC)のメンバーがMMCを訪問し、相互の活動紹介および現在の課題などについて意見交換をしました。
カナダミッションのメンバーは以下の3人です。
・CMC Microsystems, President and CEO
Dr. Ian L. McWalter
・同、Vice President & CTO
Dan Gale
・National Research Council Canada, Institute for Microstructural Science,
Director, Application Technologies
Dr. Sylvain Charbonneau

MMCからは、MMC/MEMS協議会の活動、および日本のMEMS産業の国際競争力における課題などについて紹介し、TIA-NMEMSの実現に関する活動についても紹介しました。
CMC Microsystemsは1982年に設立された非営利法人で、カナダにおけるマイクロナノテクのR&D推進をミッションとしています。今回のメンバーの一人、Dan Gale氏は、マイクロマシンサミットにおけるカナダ代表団の団長です。現在、カナダにおけるNational Design Networkというプロジェクトを推進しています。カナダの強みと思われますが、中でもICT分野およびヘルスケア/バイオメディカル分野を対象にしています。
National Research Council Canada(NRC)自体は4,500名の研究者と1,500名の訪問研究者、19の研究所とテクニカルセンターを抱える大規模な国立研究所で、その中の一つ、Institute for Microstructural Science(IMS)は年25Mドルの予算と160名の研究者を抱えるマイクロナノ分野の研究所です。産業界との協業でアウトプットを出そうというところで、GaNや有機太陽電池などに重点を置いているようです。有機太陽電池については、Roll to Rollの設備を備え、8%の変換効率を実現したとのことです。また、いくつものスピンアウト企業を創り出しており、株式公開(IPO)や大企業への売却などのアウトプットもこれまで達成しています。研究から商業化するためのギャップを埋める役割として、Canadian Photonics Fabrication Centerも運営しており、干渉コーティング、シリコンフォトニクス、エバネッセント光センサー、赤外センサーなどに強みがあるようです。
 こちらからの説明に対しては、TIA-NMEMSに強い関心を示しており、今後、何かの形で協業ということが出てくる可能性もあります。有益な意見交換ができたと思います。

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