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2010年10月

2010年10月25日 (月)

第3回東京MemsONE技術交流会のご案内

 第3回東京MemsONE技術交流会の開催を12月10日(金)に予定しておりましたが、都合により下記に変更させていただきます。ご了承下さい。
 本技術交流会は、ユーザのみならずMemsONEに興味をお持ちの方々も対象としていますし、無料ですので、是非ご参加下さい。多くの方々のご参加をお待ちしています。

 開催日時: 平成22年12月17日(金)14:00~17:05~技術相談・懇親会
 開催場所: MMCテクノサロン(東京秋葉原)
 参加対象: ユーザ及びMemsONEに興味をお持ちの方々を対象
 参加費用: 参加・懇親会費無料
 開催概要:
   ①基調講演(1件)
    「アナログ計算機方式による電気機械マルチフィジクス解析手法」
     東京大学 先端科学技術研究センター 教授 年吉 洋 様
   ②事例紹介(2件)
    「MemsONEのデバイスCADによる解析モデル作成テクニック」
     財団法人マイクロマシンセンター 普及促進部 担当部長 水津 美晴
    「MemsONEの回路解析機能を用いたステッパマイクロモーターの
     特性解析と最適化検討」
     東京工芸大学 工学部コンピュータ応用学科 准教授 曽根 順治 様
   ③MemsONE Ver4.0の強化機能紹介と簡易デモ
   ④技術相談・懇親会

 尚、参加は事前登録制ですので、下記URLから詳細をご確認の上、登録をお願いします。
  http://mmc.la.coocan.jp/mems-one/hiroba/kouryukai_info/

<問合せ先>
 尚、ご不明な点が御座いましたら、下記までお問い合わせは下さい。
  財団法人マイクロマシンセンター
  MemsONEサポートセンター  担当:水津(スイズ)
  TEL 03-5835-1870  E-mail mems1-user@mmc.or.jp

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カナダミッションがMMCを訪問

10月22日、カナダにおけるR&Dプロジェクト推進機関(CMC Microsystems)および国立研究所(NRC)のメンバーがMMCを訪問し、相互の活動紹介および現在の課題などについて意見交換をしました。
カナダミッションのメンバーは以下の3人です。
・CMC Microsystems, President and CEO
Dr. Ian L. McWalter
・同、Vice President & CTO
Dan Gale
・National Research Council Canada, Institute for Microstructural Science,
Director, Application Technologies
Dr. Sylvain Charbonneau

MMCからは、MMC/MEMS協議会の活動、および日本のMEMS産業の国際競争力における課題などについて紹介し、TIA-NMEMSの実現に関する活動についても紹介しました。
CMC Microsystemsは1982年に設立された非営利法人で、カナダにおけるマイクロナノテクのR&D推進をミッションとしています。今回のメンバーの一人、Dan Gale氏は、マイクロマシンサミットにおけるカナダ代表団の団長です。現在、カナダにおけるNational Design Networkというプロジェクトを推進しています。カナダの強みと思われますが、中でもICT分野およびヘルスケア/バイオメディカル分野を対象にしています。
National Research Council Canada(NRC)自体は4,500名の研究者と1,500名の訪問研究者、19の研究所とテクニカルセンターを抱える大規模な国立研究所で、その中の一つ、Institute for Microstructural Science(IMS)は年25Mドルの予算と160名の研究者を抱えるマイクロナノ分野の研究所です。産業界との協業でアウトプットを出そうというところで、GaNや有機太陽電池などに重点を置いているようです。有機太陽電池については、Roll to Rollの設備を備え、8%の変換効率を実現したとのことです。また、いくつものスピンアウト企業を創り出しており、株式公開(IPO)や大企業への売却などのアウトプットもこれまで達成しています。研究から商業化するためのギャップを埋める役割として、Canadian Photonics Fabrication Centerも運営しており、干渉コーティング、シリコンフォトニクス、エバネッセント光センサー、赤外センサーなどに強みがあるようです。
 こちらからの説明に対しては、TIA-NMEMSに強い関心を示しており、今後、何かの形で協業ということが出てくる可能性もあります。有益な意見交換ができたと思います。

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産総研オープンラボにてTIA-Nano講演会が開催される

去る10月14日、15日の2日間に渡り、産総研つくばにおいて、第3回目となる産総研オープンラボが開催されました。その中で、10月15日、つくばイノベーションアリーナNanoの進捗状況を報告する講演会、「つくばイノベーションアリーナ(TIA)ナノテク拠点の実現」~オープンイノベーションハブの構築~が開催されました。
講演会では、全体のアップデートとして、運営体制および中長期戦略の構築についての紹介があり、そのあと、6つのコア研究領域のうちから、パワーエレクトロニクス、NMEMS、カーボンナノチューブ、ナノ材料安全評価、の4つについての状況報告がありました。
各コア研究領域では、産業の国際競争力を強化するために、産総研の研究センターを中心に産学が集まり、精力的な共同研究がなされています。また、ナノ材料、特にカーボンナノチューブについては、何をもって安全とみるのか、国際的なコンセンサスがない状況に対応した重要な研究が推進されています。
 産総研つくばの共用講堂が満席、立ち見になるほどの聴衆が集まっており、関心の高さがよくわかりました。

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2010年10月18日 (月)

IEC TC47/SC47Fシアトル会議の開催(2010年10月6日~10日)

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 MEMSの国際標準化はIECのTC47(半導体デバイス専門委員会)の中のSC47F(MEMS分科委員会)で審議されています。IECは総会を毎年各国で開催していますが、今年はアメリカ・シアトルで10月6日より17日にかけて開催されました。この総会にTC47関係の委員会が招待され、10月6日より10日まで会議が行われました。今回の会議会場の中心はシアトルのコンベンションセンターでしたが、TC47関連は隣接したシェラトンホテルで開催されました。

 TC47には直下にWG等が6あり、分科委員会としてはA、D、E、Fがあり、47FにはWG1があります。MEMS関係の国際標準を審議する47F/WG1の出席者は日本(11)、韓国(7)、中国(2)、アメリカ(1)、ドイツ(1)、ブラジル(1)の計23名でした。
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 今回の議案は以下の4件でした。
1. MEMS接合強度試験法(日本)
各国のコメントに対する回答が承認され、CDV(投票用委員会原案)に進む
2. 熱膨張係数試験法(韓国)
各国のコメントに対する回答があったが、文書としては示されなかったので、改めて3rdCD(委員会原案)を提出する
3. 金属薄膜成形限界測定法(韓国)
各国のコメントに対する回答が承認され、CDVに進む
4. バルジテスト(韓国)
NP(新業務項目提案)として審議され、各国のコメントに対する回答が承認され、CDに進む

 WG1の上位委員会である47Fでは、WG1の報告の後に、Future Workとして以下の2件が韓国より報告がありました。
1. 薄膜MEMSのポアソン比試験法
2. フレキシブル基板の薄膜導体引張試験法

 TC47には、アメリカ、イギリス、ドイツ、ブラジル、日本、韓国から26名が参加しました。各WGやSCから報告がありましたが、議長(アメリカ)より新たにインキュベーションWG の設置提案がありました。このWGではエネルギー関連(エネルギーハーベスティング、無線エネルギー供給等)、インターフェース(人体通信等)等の新たなアプリケーションについて検討しようというもので、アメリカ、ブラジル、韓国は参加表明しています。

 2011年のIEC総会はオーストラリアのメルボルンですが、TC47は招待されていません。このためTC47会議の開催地は未定ですが、ドイツが2011年秋で開催を検討中と報告がありました。また、次回のSC47F/WG1アドホック会議は2011年6月23-24日に札幌予定です。

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2010年10月 5日 (火)

つくばイノベーションアリーナ TIA-NMEMS 検討進む

 つくばイノベーションアリーナ(TIA)は、世界水準の先端ナノテク研究設備・人材が集積するつくばにおいて(独)産業技術総合研究所、(独)物質・材料研究機構、筑波大学が中核となって世界的なナノテク研究拠点を形成することを目指すものです。そのために経済産業省と文部科学省が一体となって協力し、主要企業・大学との連携網を広げ、産学官に開かれた融合拠点としてナノテクの産業化と人材育成を一体的に推進しようとしています。

 その中にあって6つのコア研究領域の一つ、NMEMSに関しては、TIA-NMEMSワーキンググループとして、国内MEMS産業の国際競争力を強化するためにどのような拠点とすればいいか、検討しています。MEMS協議会では今年度「マイクロナノオープンイノベーションセンター(MNOIC)検討会」を設置して、全体会および幹事会を開催し、実際に国際競争力を強化したい産業側の意見集約を進めています。上述のTIA-NMEMSワーキンググループは、MNOIC検討会に学官の委員を加えた形で構成されており、2つの活動は実際上、重なっています。

 MEMS市場については、ゲーム機やデジタルカメラ、スマートフォンなど、コンシューマーエレクトロニクスへの応用が急拡大しており、コンパクト、低価格、大量供給が求められています。欧州のSTマイクロエレクトロニクス、米国のSiTimeやInvensenseなどが大きくシェアを伸ばした一方、国内のデバイス企業も最近になって巻き返しに出ています。そこでは国境を越えた協業が普通のことになっており、まさにオープンイノベーションが求められています。

 産総研 集積マイクロシステム研究センター(つくば東)には、8インチ対応製造装置や評価装置など最先端のMEMS関連設備が集積されつつあります。これらの研究インフラを継続的に活用し、オープンイノベーションを基本理念にして国内産業の国際競争力を強化するにはどのような機能、組織が必要で、それをどのような戦略の下、実現していくか、が上記検討会、ワーキンググループの基本命題です。低価格化に対応した量産技術の開発、いち早く市場ニーズに対応するための長期的な基盤技術や新規デバイスの共同開発、アプリケーション開拓を積極的に推進するためのファンドリー機能、産業規模の拡大を人材面で支える計画的な人材育成など、期待したい機能を、要員や資金面に関する課題も含め、解決するための検討を進めています。

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マイクロナノ技術をビジネスに MEMS商品化推進スキル講座

マイクロナノイノベータ人材育成プログラムの一環として、「商品化推進スキル講座」を開講します。今年度は、
・12月15日(水)10:00-17:30(以降、懇親会)MMCテクノサロン
・主催:(財)マイクロマシンセンター、MEMS協議会人材育成推進委員会
・講師:出川通氏(株)テクノインテグレーション代表取締役
・定員:20名 受講料:20,000円(資料代、昼食、懇親会費含む)

MEMS技術などのマイクロナノテクノロジーを強みとしてビジネス開拓を手掛けている方々に、成功に直結する基本的な考え方やツールを学んでもらい、豊富なケーススタディで実践的な知識を身に付けることを狙います。技術シーズを商品化、新事業化するときの、いわゆる「魔の川」「死の谷」をどう克服するか、示唆に富んだ講座となると期待しています。皆様、奮ってご参加ください。詳しくは、マイクロマシンセンターのホームページから、MEMS協議会/人材育成プログラムのサイトにてご確認ください。
この講座の概要は:
「h22.pdf」をダウンロード

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