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2009年11月10日 (火)

ISMST2009(上海交通大学)、グリーンMEMS日中連携ミーティング出席報告

ISMST2009(サブタイトル:3rd SJTU-Rits Micro/Nano Science and Technology Symposium 2009)は、東アジア圏にある立命館大学、上海交通大学、ハノイ大学のマイクロナノ関連研究者がお互いの情報交換する場として、各ローケーションを持ち回りで開催するセミクローズなミーティングで、今回は上海交通大学では最大の閔行キャンパスにある微納科学技研究院Research Institute of Micro/Nano Science and Technology)の本部大講義室で平成211019日に開催されました。前日はウェルカムレセプションが開かれましたが、当日は16件の講演と活発な議論が行われました。講演は、日本から5件、ハノイ大から1件、残りは上海交通大学の10件から構成され、朝9:30から18:00までの予定を45分ほど超過する過密スケジュールで行われました。立命館大学の杉山先生は、ファインMEMSプロジェクトについて、その全体スキームから、研究開発課題毎の取り組みと成果を丹念に報告され、技術的な質問や実際に日本での実用化可能性含めた質問や議論がなされました。その他、産総研前田上席研究員のナノインプリント含めたLow Cost Process、豊田工大佐々木先生によるスプレーコーティングによる三次元フォトリソの詳細研究についてなどが報告されました。上海交通大学からの発表は、AFM応用のナノ技術、ナノインプリント、カーボンナノチューブ、MEMSジャイロ、呼気検出センサの基礎研究など広範囲に亘る報告がなされ、新しい研究に関する旺盛な取り組み意欲が感じられました。

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3rd SJTU-Rits Micro/Nano Science and Technology Symposium 2009

 翌日、無錫市の東京大学無錫オフィスでグリーンMEMSに関する日中連携を模索するミーティング(Wuxiミーティング)が産総研前田上席研究員と北京大Haixia(Alice) Zhang教授の発案で、北京大Zhenyu Wang准教授、東大無錫オフィス長Jien LU、オムロン大橋主査、マイクロマシンセンター小池という参加メンバで行われました。北京大Zhang教授とWang准教授は、中国第三の工業都市である無錫市のChina Micro-Nano & Sensor Network Global Innovation Parkの技術アドバイザーをしており、また、北京大学の新規プロジェクトとしてグリーンMEMSに関する研究開発を企画中で、マイクロマシンセンターの企業グループと産総研で検討している産総研ナノテク拠点を中心としたグリーンMEMS製造技術や、オムロンのセンサネットによる電力管理見える化の取り組み説明にに大いに関心を示し、近々に無錫市当局や関連研究者、技術者を交えたセミナー「The Third China & Japan Joint Seminar on Green MEMS and Sensor Network1123日~25日、無錫市)をやろうという結論になりました。ご興味のある方は是非ご参加下さい。

 翌日は、無錫市にあるMEMSIC(フロー方式加速度センサ)無錫事業所を訪問、CEOYang Zhao氏、製造部長のHaidong Liu氏と面談、マイクロマシンセンターの活動に興味を示し、日本のニーズ、顧客経路に関する質問がありました。今後、問い合わせがありましたらお知らせします。

        

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