2022年6月 1日 (水)

マイクロマシン/MEMS分野関連【経済報告 2022年6月号】

 マイクロマシンセンターでは、マイクロマシン/MEMS分野を取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信しています。

 今月号、マイクロマシン/MEMS分野関連 【経済報告 2022年6月号】 をお届けします。
 業務の参考として頂ければ幸いです。

 以下より【経済報告 2022年6月号】PDFをご参照下さい。

 【経済報告 2022年6月号】(「2022_06.pdf」)へアクセス    (https://mmc.or.jp//info/monthly/economic_report/2022_06.pdf

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2022年5月31日 (火)

IEC国際標準化TC47/SC47F WGs-MT、TC47/WG7会議報告(2022年5月19日~20日)(オンライン開催)

 IEC(国際電気標準会議)/TC47(半導体分野技術委員会) /SC47F(MEMS分野)、TC47/WG7(エネルギーハーベスタ、エネルギー変換・伝送分野)の国際標準化WG会議が、5月19 日、20日にオンラインで開催されました。

 5月19日には、TC47/SC47F/ WG1-3&MT 会議が開催され、現在審議中の規格案、新規提案等について議論されました。
 TC47/SC47F/WG1-3&MT会議には27名(日本11名、韓国8名、中国8名)が出席し、現在審議中の規格案、新規提案等について議論されました。SC47F/WG1のコンビナーである先端素材高速開発技術研究組合古田一吉氏が議事進行を務められました。日本の主な出席者は古田氏の他、WG3コンビナーである次世代センサ協議会大和田邦樹副会長、MT1コンビナーである熊本大学高島和希教授、PLである神戸大学神野伊策教授と名古屋工業大学神谷庄司教授、近畿大学宍戸信之講師、SC47F国際幹事マイクロマシンセンター三原孝士でした。
 WG1では、古田氏が新たにコンビナーに就任されたことが紹介されました。
 WG2では、神野教授が2022年3月に承認されたCDV「IEC 62047-42:圧電MEMSデバイスのマイクロカンチレバー特性信頼性試験方法」について各国コメント内容と対応を説明、FDISへ進めることが了承されました。次いで、宍戸講師が2022年2月に提案したCD 「IEC 62047-43:フレキシブルMEMSデバイスの繰返し曲げ耐久性試験方法」について各国コメント内容と対応を紹介、CDV提出に対して各国の理解を得ることができました。 また、中国のDacheng Zhang氏から2021年12月に提案したシリコンMEMSに関するNP3件について各国コメントと対応の説明があり、各国のエキスパートと質疑応答がなされました。加えて、韓国のJoon-Shik Park氏から2022年4月に提案したバイオMEMSに関するNPの概要説明がありました。
 MT1(Maintenance team1)では、コンビナーの高島教授からISのstability date見直しについて説明され、各国と議論しました。
 WG3では、中国のPeng Chunrong氏から2021年12月に提案したMEMS共鳴電界デバイスに関するNPについて各国コメントと対応が紹介されました。
 今後提案予定の規格案を紹介するFuture Worksでは、日本からは神野教授が薄膜圧電MEMSの寿命に関する試験方法、神谷教授がフレキシブルMEMSデバイス耐久性の両方向折り曲げに関わる試験方法の新規提案概要をそれぞれ説明されました。また、中国のWei Zhang氏からMEMS電熱移動デバイスの試験方法、MEMSシリコンマイクロフォンの試験方法に関する新規提案の紹介がありました。
 その他では、来年の本国際標準化WG会議を日本・熊本で5月下旬から6月中旬に開催することをMMCが提案し、了承されました。加えて、具体的な日程等を11月のIEC全体会議(TC47/SC47F/WG1-3&MTは11月1日、TC47/SC47F Plenaryは11月3日に開催)で提案することが決まりました。

 5月20日には、TC47/WG7会議が開催され、現在審議中の規格案、新規提案等について議論されました。
 TC47/WG7会議には日本から、神戸大学神野伊策教授、兵庫県立大学藤田孝之教授他、計4名が参加して、各国と活発に議論されました。最初に、各国エキスパートの更新を確認しました。次いで、提案している規格案の進捗報告では、神野教授が2022年3月に提出したCD「IEC 62150-3:衝撃力による振動(Foot motionによる振動)発電の特性試験方法の標準化」について各国コメントを紹介され、エキスパートの理解を得ることが出来ました。
 Future worksにおいては、産業技術総合研究所山本淳氏が「熱電発電エネルギーハーベスタの試験方法」について、2022年6月頃にIECへNPを提案する予定であることを説明されました。
 最後に次回のTC47/WG7会議は10月31日にサンフランシスコで開催される予定であることを確認しました。

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TC47/SC47F/WG1-3&MTオンライン会議の様子
(撮影 名古屋工業大学 神谷庄司教授)

 コロナ感染拡大の影響で、昨年度同様オンライン開催となりましたが、提案中の規格案について各国エキスパートの活発な意見交換があり、審議を順調に進めることができました。更に、Future Worksで多数の新規提案が紹介され、今後の充実した標準化活動が期待できる会議となりました。

 次回の会議は、上述の通り、IEC全体会議が11月にサンフランシスコで開催されます。また、来年のTC47/SC47F/WG1-3&MT 会議は、マイクロマシンセンター主催で2023年の5月下旬から6月上旬に熊本で開催する予定です。

(調査研究・標準部長 時岡 秀忠)

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2022年5月 9日 (月)

マイクロマシン/MEMS分野関連【経済報告 2022年5月号】

 マイクロマシンセンターでは、マイクロマシン/MEMS分野を取り巻く経済・政策動向のトピックを、いろいろな観点からとらえて発信しています。

 今月号、マイクロマシン/MEMS分野関連 【経済報告 2022年5月号】 をお届けします。
 業務の参考として頂ければ幸いです。

 以下より【経済報告 2022年5月号】PDFをご参照下さい。

 【経済報告 2022年5月号】(「2022_05.pdf」)へアクセス
    (http://mmc.or.jp/info/monthly/economic_report/2022_05.pdf

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2022年4月25日 (月)

「MEMS Engineer Forum 2022(MEF2022)」に出展しました

 4月20日(水)~21日(木)に、東京両国のKFCホールで開催された「MEMS Engineer Forum 2022(MEF2022)(写真1)にマイクロマシンセンター(MMC)はMNOIC(MicroNano Open Innovation Center)事業を紹介するパネル展示(写真2)を行いましたので、簡単に報告いたします。

 MEFは、21世紀のキーテクノロジーとされるMEMS技術の現状と、向こう10年までの技術の将来に迫る国際会議で、2009年3月の初開催以降MEF2022は第13回目の開催です。対面式(In-person)での開催は2019年以来、3年ぶりとなり、COVID-19の感染対策を徹底しての開催でした。

 今年も世界のトップクラスの研究者や技術管理職に加え、大企業からベンチャーなどの多岐に渡る講演者を招き、活発な議論が行われました。
 MEF2022の基調講演は3講演で、米Trillion Sensors Summit社のCEOを経てExo社の共同創設者となったJanusz Bryzek氏、日本のボッシュの代表取締役社長Klaus Meder氏、そしてMEMS の祖とも言うべきKurt Petersen 博士と、リモート出演ながらも大変豪華な顔ぶれでした。
 招待講演は、クアルコムテクノロジーズのEvgeni Gousev博士ら全16講演で、日本からは、筆者にはBEANSプロジェクト時代の非冷却赤外線センサの研究が懐かしく、また昨今のコロナ発熱検知に不可欠な存在となっている赤外線センサの権威である元立命館大学教授の木股雅章先生の講演もありました。例年同様、MEMSにかかわる上流の技術から下流のビジネスまでの話題で、会場参加者は324名と少数ですが、現場の第1線で活躍しているエンジニアを中心とした会議のため、対面では3年ぶり開催と相まって大変盛り上がりました。

 展示はKFC HALL ホワイエと、KFC HALL Annexの2か所に分かれて開催され、国内外36機関から出展がありました。 質の高い参加者層が多いため、実ビジネスの交渉の場として有益であり、MNOICの活動について、提供できる技術や想定コストなどについての詳細な質問を受けました。

 今後もMNOIC活動を通じて、わが国の産業競争力強化につながる活動を継続してまいります。

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写真1 MEF2022

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写真2 MNOIC事業 パネル展示

 (MEMS協議会 渡辺 秀明)

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2022年4月 4日 (月)

マイクロマシンセンター 令和4年度事業計画について

 令和4年度事業において一般財団法人マイクロマシンセンターは、Soceiety5.0の実現に不可欠なマイクロマシン/MEMS分野及びスマートセンシング分野(以下、「マイクロマシン/MEMS分野等」という。)の一層の発展を支援するため、非営利セクターとしての利点を活かしながら、以下のとおり、基盤技術の研究開発、事業環境整備及び普及促進のための取組みを一層強化していきます。

(1) MEMS協議会事業では、まず、MEMS分野におけるオープンイノベーション実践の我が国最大の拠点となったMNOIC(マイクロナノオープンイノベーションセンター)について、広範なユーザーからの多様な要望に応えていくことを目指して、更なる体制整備や活動強化に努めます。
 また、スマートセンシング&ネットワーク(SSN)研究会においては、これまで実施してきたWG活動から、複数のナショナルプロジェクトが生まれるなど、一定の成果を上げてきましたが、本年度も新たなWGの立上げなどを通じ、産業技術力強化のためのプロジェクト提案を目指して研究会活動を推進します。

(2)我が国マイクロマシン/MEMS分野等のイノベーション創出に寄与し、Soceiety5.0の実現にも貢献すべく、本年度も、以下のような国/NEDO等が主導する先端技術に係る研究開発プロジェクトや国際標準化の推進に参加します。

  1. 血中成分の非侵襲連続超高感度計測デバイス及び行動変容促進システムの研究開発(BaMBI)
     令和元年度~令和5年度
  2. 薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)
     令和元年度~令和4年度
  3. 量子干渉効果による小型時計用発振器の高安定化の基礎研究(HS-ULPAC)
     令和元年度~令和5年度
  4. 薄膜圧電MEMSデバイスの寿命試験及び多方向折り曲げ信頼性試験方法に関する国際標準化
     令和3年度~令和5年度
  5. 振動発電エネルギーハーベスタの信頼性評価に関する国際標準化
     令和4年度~令和6年度

(3)その他、マイクロマシン/MEMS分野等の国内外の技術動向や産業動向の調査をはじめとする調査研究、MEMSセンシング&ネットワークシステム展の開催なども含めた内外関係機関との交流・協力、標準化の推進など、これまで当センターが推進してきた諸活動も引き続き拡充強化しつつ実施していきます。
 また、これらの活動の広報や成果発信のために、インターネット上でのホームページ、ブログ及び月例ニュース(MICRONANO Monthly)など多様な媒体を活用した情報発信・情報公開に努めます。

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