プロジェクトの動き・お知らせ

2012年5月25日 (金)

平成24年度BEANS総合研究会報告

 平成24年度BEANS総合研究会が、千葉県習志野市の幕張セミナーハウスにて、5月21日(月)午後1時から22日(火)午後4時までの日程で開催されました。参加者は、ご来賓の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の大久保主任研究員、渡辺主査、奥谷主査をはじめ、技術研究委員会の委員12名、各センターの研究員(交流研究員、本部スタッフを含む)68名の総勢83名となり、例年の総合研究会に勝るとも劣らない規模で、研究成果報告、技術交流、意見交換が行われました。

1日目(5月21日(月))
 1日目の5月21日(月)は、NEDO大久保主任研究員からのご挨拶、遊佐PLからのお話に続き、各センターの研究員による口頭発表、招待講演、及びグループディスカッションが行われました。遊佐PLのお話では、総合研究会の意義やこれまでのプロジェクト成果のまとめ・課題、プロジェクトの最終的な成果創出を見据えた方針・計画等について、個々の内容をじっくりと熱意を込めてお話頂いたことから、各研究員もプロジェクトの最終的な目標達成に向けて、改めて気持ちを引き締めることができたのではないかと思います。

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 口頭発表では、各センター長から推薦された研究員による優秀研究発表が行われ、質疑応答が交わされました。

<優秀研究発表テーマと発表者>
・「生体材料を融合したMEMSデバイスのプロセス技術開発 
~超高感度センサー実現に向けて~」
                           (Life BEANSセンター 渡辺 吉彦)
・「ナノ構造を利用した熱電変換素子の高性能化」
                            (Life BEANSセンター九州 加藤 邦久)
・「微粒子自己整列のガスセンサ応用」
                            (3D BEANSセンター 阿波嵜 実)
・「繊維状基材への立体インプリント技術」
                            (Macro BEANSセンター 大友 明宏)


 招待講演では、以下の2つのテーマでお話を頂きました。エネルギー分野や生体分野といった社会的なニーズが高い分野への応用を見据えたもので、BEANSプロジェクトの成果展開へのヒントを示唆する内容になっていたのではないかと感じました。

<招待講演テーマと講演者>
・「アルカリイオンエレクトレット技術の開発」 
                           (静岡大学 橋口原 教授)
・「MEMS-Based Human Interface Device」
                           (慶応義塾大学 三木則尚 准教授)

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 グループディスカッションでは、竹井副所長がコーディネータとなり、”BEANSプロジェクトで何を生み出したのか?異分野融合はできたのか?それで得たものは?」という自らへの問いかけをメインテーマに、1日目の夕方の1セッションと2日目の午後の2セッションに亘り、各自の研究活動の回顧や成果の広報普及の具体的方法、人材育成やプロジェクト・マネジメントのあり方等、様々な視点で自由闊達な意見交換が行われました。なお、1日目は全てのイベントが終了した後も、夕食やその後の自由時間を活用した意見交換が行われる等、それぞれの研究員が有意義な時間を過ごしたのではないかと思います。

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2日目(5月22日(火))
 2日目のプログラムでは、午前中には各研究員によるポスター成果発表が、午後にはグループディスカッション、優秀研究賞、及び優秀ポスター賞の表彰が行われました。
 ポスターセッションでは計37件の出展があり、各ポスターの前では、研究テーマの成果や今後の展望等についての活発な議論が行われていました。企業から参加された技術研究委員の方々にとっても、研究員から、直接、研究内容について伺うことができる絶好の機会となったかと思います。

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なお、ポスター発表では、技術研究委員や有識者等で構成される14名の審査員により、報告内容、熱心さ等の様々な観点で採点が行われました。その結果、以下の4名の研究員が優秀ポスター賞に選出され、1日目に口頭発表を行った優秀研究者とともに表彰されました。

<最優秀ポスター賞>
・「MEMSと肝臓」
                          (Life BEANSセンター 小島 伸彦)

<優秀ポスター賞>
・「生体分子認識による選択的ナノ材料修飾 
                ~ペプチド分子はカーボンナノチューブを掴めるのか~」
                          (3D BEANSセンター 嶋田 友一郎)
・「ナノ構造を利用した熱電変換素子の高性能化」
                          (Life BEANSセンター九州 加藤 邦久)
・「3D 構造への微粒子配列 -MEMSで花を咲かせたい!!-」
                          (3D BEANSセンター阿波嵜 実)
・「耳が光る、光を測る、鼠はまた一つ進化する」
                          (Life BEANSセンター高橋 正幸)

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総合研究会の閉会に際して、BEANSプロジェクトの藤田SPLと遊佐PLより講評を頂きました。藤田SPLからは、BEANSプロジェクトによって融合プロセスに対する認識や異分野の知見等を中心として大きな前進が得られているが、研究成果の社会普及という点で道半ばであり、革新的デバイスの実用化等にプロジェクト成果を適用していくための取り組みが必要でないかとの考えが示されました。また、遊佐PLからは、「3人の石工」の例に、仕事へ取り組む上での姿勢やプロジェクト・マネジメントについての整理が行われ、各研究員がより大きな目標を持って研究活動に取り組むことや今後の展開を見直す機会となったのではないかと評価を頂きました。

所感
 各研究員が総合研究会への参加を通して、少しでも多くのことを吸収しようと真剣に取り組んでいるという印象を持ちました。本研究会終了後、遊佐PL以下、本部メンバで軽く食事をしながら総合研究会の回顧を行ったのですが、そこにいたメンバも同様の印象を持っていたようです。
 なお、本研究会の1日目の5月21日(月)には日本列島の多くの地域で金環日食が観測され、二日目の5月22日(火)には東京スカイツリー開業といった、世間的にも大きなイベントが重なりました。今回の総合研究会が、プロジェクト関係者にとって、これらのビックイベントに負けないくらい大きな足跡となるよう、本研究会の結果をプロジェクトの活動に反映し、目標達成につなげていきたいと思います。

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2012年4月20日 (金)

Life BEANS九州拠点訪問報告 ~大電株式会社が新しくプロジェクトに参加されました~

 2012年4月10日(火)に開催されたLife BEANS九州のキックオフ&拠点会議のため、本部より3名(遊佐PL、福本副所長、新田)がLife BEANS九州を訪問しました。今回は、特に、今年度からプロジェクトへ参画する大電株式会社(以下、大電(株))の研究拠点である、久留米リサーチ・センターを訪問し、大電(株)のこれまでの技術開発への取り組み状況、プロジェクト成果創出に向けた取り組みについて、東京より同行したNEDO技術開発機構技術開発推進部の大久保主任研究員、渡辺主査、奥谷主査、Life BEANS九州の研究員とともに、説明を受け、質疑応答を交わしました。
 
 大電(株)では、電子輸送材料を利用したプリンタブルな有機EL等、有機材料の研究開発に取り組んでおり、様々な研究プロジェクトへの参画等により、有機材料の設計・開発や評価といった技術力を培ってきています。一方、Life BEANS九州では、これまで、有機発光デバイスの高性能化を目指した研究開発を行ってきており、プロジェクトの最終年度である今年度は、プロジェクト開始当初に計画していた目標を凌ぐ性能を達成するとともに、実デバイスへの展開のための評価検証を行っていくことが目標として掲げられています。今回の大電(株)の参加により、Life BEANS九州での研究開発がこれまで以上に加速し、より高い研究成果が得られることが期待されます。

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 久留米リサーチ・センターへの訪問の後、福岡市内にある会議室(福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター内プレゼンテーションルーム)に移動して、拠点会議が開かれました。遊佐PLによる平成24年度プロジェクト方針の後、安達千波矢センター長によるLife BEANS九州拠点の全体方針、及び各テーマの担当研究員による昨年度の研究成果の総括と今年度の計画が報告されました。安達センター長の方針説明の中で、「高い性能を実現する中でこそ、真のフィジクスが見えてくる」といった内容で各研究員に発破をかけているとの話があり、単に研究成果の数値目標を達成するだけでなく、学術的にも高い価値のある研究成果を創出しようという高い志の中で、各研究員が日々研究に取り組んでいる様子が伺えました。また、各研究員からは、次世代のディスプレイデバイスやエネルギー・ハーベスティング・デバイス等の実用化に向けて、より挑戦的な達成目標への決意が表明されました。

 Life BEANS九州では、昨年度までにプロジェクト開始当初に計画していた目標をクリアしていますが、今回のキックオフ&拠点会議で、新規に加入した研究員を含めてより高い成果目標達成に向けた意識を共有できたのではないかと思います。今後の研究員の活躍にご期待下さい。


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2011年5月17日 (火)

2011年度BEANS総合研究会報告

 BEANS総合研究会が経済産業省,独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から御来賓をお迎えして,2011年5月16日の午後から17日の1.5日間,神奈川県横浜市のMELONDIAあざみ野にて総勢80名の参加により開催されました.本総合研究会は各テーマ,研究員の昨年度研究開発報告,各拠点間の技術融合による新技術創出,BEANSが創出する未来に関する議論,及びプロジェクト内協力,競争力の向上を目的として実施されました.

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 16日(1日目)は来賓ご挨拶,遊佐プロジェクト・リーダー挨拶,グループディスカッション,平成23年度第1回プロジェクト推進連絡会,第1回技術研究委員会が実施されました.

 プロジェクト・リーダー挨拶では総合研究会の目的と主旨についての意義の確認,および最終目標に向けた研究計画の遂行力の強化について,プロジェクト研究員が全員一丸となって目標クリアに向けて注力することが重要であるとの話がありました.

 グループ・ディスカッションでは竹井副所長のコーディネイトにより,各拠点センターの研究員を産官学が融合する形で研究員を6つのグループに組織し,“がんばろう東北! がんばろう日本! BEANSがめざす「人・生活・地球」への貢献”と題してグループ・ファシリテーターを中心として各グループにキーワード,サブテーマに従ったディスカッションが行われました.その後は食事を挟み,各研究テーマに関する議論が深夜まで交わされていました.

 グループ・ディスカッションと並行してプロジェクト推進連絡会/技術研究委員会が開催されました.NEDOから平成23年度プロジェクト推進方針,プロジェクト・リーダーによるPL方針説明の後,各センターの今年度実施計画が発表されました.また,トピックスとして2件の技術講演(九州工業大学宮崎教授,東京大学三田准教授)が行われました.

  17日(2日目)はポスター成果発表,グループ・ディスカッション報告,口頭研究発表,優秀ポスター賞,優秀研究表彰が行われました.

 ポスター形式発表のためのインデクシングを実施後,ポスター形式による昨年度研究成果発表が行われました.

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 ポスター形式による昨年度研究開発報告は36件ありました.各研究員は優秀ポスター発表を目指して,各自の持ち時間ポスター発表を行い,多くの有効な議論が交わされていました.

 2日目午後には,グループ・ディスカッションの結果が参加者全員に紹介されました. 

 口頭研究発表では,各センター長推薦による以下の研究員の優秀研究発表が行われ,活発的な質疑が交わされました.

  • Life BEANSセンター  松井等
  • Life BEANSセンター九州  種田将嗣
  • 3D BEANSセンター       嶋田友一郎
  • Macro BEANSセンター  今井孝彦

 表彰式では上記研究員の他,以下の優秀ポスター賞の表彰も行われ,遊佐プロジェクト・リーダーより表彰状が手渡されました.

  • 最優秀ポスター賞 百瀬健
  • 優秀ポスター賞  小島伸彦,高橋正幸,許允禎

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 最後にBEANSプロジェクト・サブプロジェクトリーダーである東京大学藤田先生から,総合研究会の総評として,BEANSと異分野融合に係わる研究についての講演を頂き,散会となりました.

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2011年4月15日 (金)

本年度の技術研究組合BEANS研究所事業計画について

 技術研究組合BEANS研究所では、4年度目に入ったBEANSプロジェクトを着実に推進し、更なる成果を上げることを目標に研究開発事業を実施してまいります。

【基本的なスタンス】
 全世界的課題として環境エネルギー問題への対応が国や産業毎に強く求められており、革新的次世代デバイスの実用化においては製造プロセス自体の省資源や高効率な製造プロセスの実現による低環境負荷化が期待されています。併せて、東日本大震災の復興や被災者対策にも活用できる環境・エネルギー、健康・医療、快適・安心・安全に資する革新的デバイス群の創出も要請される観点です。

 このため、技術研究組合BEANS研究所が実施するBEANSプロジェクトは、サイエンスとエンジニアリングを融合させ、将来の革新的次世代デバイスの創出に必要な新しいコンセプトに基づき、基盤的プロセス技術群を開発し、かつ、そのプラットフォームを確立することを目的として平成23年度事業を実施します。

 さらに、本年度においては、低炭素社会づくりに貢献する高機能MEMSセンサおよびそれを活かしたネットワークシステムの構築と、革新的次世代デバイスの実用化における低環境負荷型製造プロセス技術を確立することを併せて実施します。

【平成23年度事業計画における主な研究内容】
 平成23年度は以下の事業を推進する。

●研究開発項目①:バイオ・有機材料融合プロセス技術の開発
 ①バイオ・ナノ界面融合プロセス技術
 ②バイオ高次構造形成プロセス技術
 ③有機・ナノ界面融合プロセス技術
 ④有機高次構造形成プロセス技術

●研究開発項目②:3次元ナノ構造形成プロセス技術の開発
 ①超低損傷・高密度3次元ナノ構造形成技術
 ②異種機能集積3次元ナノ構造形成技術

●研究開発項目③:マイクロ・ナノ構造大面積・連続製造プロセス技術の開発
 ①非真空高品位ナノ機能膜大面積形成プロセス技術
 ②繊維状基材連続微細加工・集積化プロセス技術

●研究開発項目④:異分野融合型次世代デバイス製造技術知識データベースの整備

以上



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2010年8月19日 (木)

Gデバイスセンターの近況(モバイル投稿テスト)

Gデバイスセンターの近況(モブログ投稿テスト)

BEANS研究所Gデバイスセンターでは、産総研つくは゛東事業所に事務所を構え、研究開発を進めるとともに、試作開発用8インチMEMSラインを建設中です。プロセス装置の発注もほぼ終わりました。乞うご期待です。

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2010年7月30日 (金)

マイクロマシン/MEMS展2010出展「省エネクリーンルーム」が好評です。

今回の出展で植物工場とともにデモンストレーションを行っている「省エネ型スマートクリーンルーム」が好評を博しています。これはセンサネットシステムモニタリングによるクリーンルームの省エネ化で、センサネットを用いて温度、湿度、クリーン度、消費電力などをきめ細やかにモニタし、必要最小限のエネルギーで環境を維持することを目指す試みです。現在、産業技術総合研究所東事業所に建設中の8インチMEMSラインクリーンルームで実証研究を予定しています。写真は「省エネ型スマートクリーンルーム」のデモ用模型で、クリーン度が落ちた個所だけクリーンフィルタユニットが動作する様子を分かりやすくご紹介しています。
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マイクロマシン/MEMS展2010にGdevice@BEANSが出展(7月28日~30日)

Gデバイス@BEANSが4月に始動して早くも4ヶ月が経ちました。この間、研究開発テーマである「高機能センサネットシステムと低環境負荷型プロセスの開発」の実行体制と試作開発用8インチMEMSラインの立ち上げに注力し、ようやく研究開発が軌道に乗ってきました。8インチラインについても、クリーンルームの建設が既に開始され、設置する装置の選定も全て終了し、現在発注契約の締結を進めているところです。予定では、10月~11月に設備の立ち上げが完了し、8インチTEGの試作評価に移っていくことになっています。乞うご期待です。

さて、今回の出展では、研究開発内容のご紹介とともに、センサネットシステム実証研究の2大応用課題である省エネ型スマートクリーンルームと植物工場に焦点を当てデモンストレーションを行っています。植物工場についてはツイッターにも掲載されましたので是非ご覧ください

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第21回マイクロマシン/MEMS展にブースを出しています。(7月28日~30日)

BEANSプロジェクトも3年目に入ってたくさんの成果が上がっています。今年のブースは昨年よりもさらに拡張され、それぞれの優れた成果を分かりやすくパネルでご紹介しています。本日7/30が展示会最終日ですので、是非お立ち寄りください。
ブースにお越しいただくと、写真のオブジェがお出迎え致します。BEANSの豆の木がすくすく育ってついにここまでエスカレートしてしまいました。この豆の木、展示会が終わったらどこにしまっておくのかな。

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2010年4月14日 (水)

Gデバイス@BEANSのキックオフ

先月、NEDO公募の「高機能センサネットシステムと低環境負荷型プロセスの開発」を、技術研究組合BEANS研究所(BEANS組合)が受託することが決定し、NEDOとの契約が完了、Gデバイス@BEANSが始動した。
 今回の予算措置は平成21年度の補正予算に基づくものであるため、実施期間は21~22年の2年間(実質1年)に限定され、本格研究の初期段階としての初動研究を実施することになる。
 本公募は、現在進行中の「異分野融合型次世代デバイス製造技術開発プロジェクト(BEANSプロジェクト)の一部の研究開発項目(研究開発項目⑤)について公募が行われたもので、次の1)、2)のような研究課題になっている。
 1)高機能センサネットシステム開発:大口径MEMS用クリーンルームにおける各製造・評価装置や空調、純水製造等の周辺装置の消費エネルギー、温度、圧力、風量、異物粒子、ガスなどをセンシングし、省資源、高効率に最も適した集積化センサチップ及びセンサネットワークシステムを検証するとともに、省エネルギー、低炭素化などに関する効果を分析するための、センサネットワークシステムを試作する。
 2)低環境負荷型プロセス技術開発: シリコン貫通深掘り加工、様々な異種デバイスをウェハレベルで一括集積化する技術、及び多品種少量生産における製造歩留り向上、性能ばらつき低減を目指したMEMS三次元設計・計測情報の共有化技術などを開発する。
 研究体制としては、BEANS組合の中にGデバイス研究体を設け、つくばの産業技術総合研究所内及び立命館大学草津キャンパス内に主たる研究拠点を設置することとしている。
 4月8日(木)午後にGデバイス研究体参加メンバーの為の事務処理ガイダンスがあり、続いてMMCテクノサロンにてキックオフに相当する「第1回Gデバイス推進委員会」が開催された。参画企業や経済産業省、NEDO、大学及び産業技術総合研究所などから60名以上の参加者で会場は熱気に包まれた。NEDO岡野部長及びMETI矢野研究開発調整官のご挨拶に続き、BEANSプロジェクト全体説明及びその中におけるGデバイスのミッション等は遊佐PL、Gデバイス研究体の概要説明や運営方針などは前田Gデバイス研究体長から説明があり、具体的な取り組みに関しては伊藤Gデバイスセンター長や杉山進Gデバイス関西センター長から説明がなされた。また会議終了後の懇親会では関係者一同、今後の研究開発について積極的かつ精力的に意見交換がなされ、最後に決意の言葉で締めくくられた。(yt)

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2010年2月 1日 (月)

【祝】 竹内先生:日本学術振興会賞受賞!!

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