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2009年5月 7日 (木)

未来デバイス研究会(その4)ブルーデバイス


 グリーン、ホワイトに続いて、今回はブルーデバイスの紹介です。ブルーデバイス分科会の委員長は、東京大学大学院工学系研究科の三田准教授にお願いしました。同准教授も、やはり「未来に責任を持てる」バリバリの若手研究者で、竹内先生や三木先生などと同世代です。三田先生は、この研究会の後しばらくフランスに長期出張していましたが、現在は帰国してBEANSプロジェクトで活躍中です。
 
 本分科会では、より人間らしい快適な生活を実現するため、視覚触覚を超えた「五感」を伝送することのできるセンサ・アクチュエータ、さらに第六感-といっても予知能力や仏教用語の六根(五感+意根:心)ではなく、赤外線やテラヘルツ波によるイメージングなど、人間の五感ではセンシングできない物理量・化学量をセンシングするデバイス群を「ブルーデバイス」として、その創出を目指すべきと提案しました。
ブルーデバイスの応用範囲は情報通信・履歴監視・案内まで幅広い
 
 ブルーデバイスの実装形態は下図に示すような「タグ型」「携帯端末型」「大面積シート型」の3種類で、それぞれの特性に適した場所で活用されますとしています。
・タグ型:
 スーパーの「値札」や、それをさらに小さくしたような形状。食の安心デバイスのように、対象に貼りつけて長期に記録を取る場面で活用。
・携帯端末型:
現状の携帯電話のイメージに近い。携帯電話内部の部品は時代とともに小型化するが、操作性から端末自体の大きさはこれ以上小さくならないので、空いたスペースにブルーデバイスを集積化し、五感伝送デバイスとして活用。
・大面積型:ポスターなどの掲示物中にデバイスを集積化・またはポスター自体を電子デバイス化。動く等身大ポスターや同時通訳付き案内板などに活用。
ブルーデバイス実装の3形態

(ブルーデバイスWG委員)
  三田 吉郎 東京大学
  杉山 正和 東京大学
  染谷 隆夫 東京大学
  木股 雅章 立命館大学
  杉山  進 立命館大学
  一木 正聡 産業技術総合研究所
  樋口 誠良 オムロン株式会社
  最所 祐二 松下電工株式会社
  入江 康郎 みずほ情報総研株式会社
  出尾 晋一 三菱電機株式会社
  平田 隆昭 横河電機株式会社
 
なお、上述のブルーデバイス分科会の活動については、三田委員長による 広報誌第61号(2007年10月号)の記事 から一部抜粋しました。(青柳@BEANS本部)

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